ファミリーマートで卵サンドと骨なしチキンを買い、骨なしチキンを半分に切って、卵サンドのパンをはがし、そこにチキンを挟む。それだけです。
友人いわく「間違いない組み合わせ」とのことでしたが、確かにいい感じでした。卵のやわらかさとチキンの塩気がちょうど噛み合います。
ただ、冷静に計算すると、卵サンドと骨なしチキンを両方買っている時点で、コンビニ飯としては安くありません。これはもう贅沢飯の部類に入るのかもしれません。コンビニで数百円の買い物をしただけで「贅沢飯」という言葉が浮かぶこと自体、なかなか世知辛い話です。
コンビニを禁忌のように扱う人がいるのは知っています。「自炊すればもっと安い」「コンビニは無駄遣い」。それはそうでしょう。ただ、何もかもを切り詰めて、その結果つらくなるのであれば本末転倒です。適当にやっていくほうが長く持ちます。私はそう考えるほうです。
社会との接点は、自分から積極的に取りにいくタイプではありません。それでも日常の買い物くらいはします。コンビニの店員との数秒のやりとりが、一日のうちで唯一の対人接触だった、という日もあります。別にそれが寂しいとかつらいとかいう話ではなく、ただそういう日がある、というだけのことです。
自分一人で生きていくぶんには、まぁなんとかなります。収入が大きく増える見込みはなくても、背負わなくていいものを背負わなければ、生活は回ります。選択できるものは選ばない。それだけで随分と身軽になれます。
共存できる関係であれば、受け入れる余地はあります。けれど、依存される関係は必要ありません。自分の時間やお金や精神を一方的に差し出すことを前提とされるなら、最初から持たないほうがいい。独身が増えているのは、そういう判断をする人が静かに増えているだけのことだと思います。
パートナーとは言語の壁があります。それでも、うまくやれていると感じています。互いの領域を侵さないまま続いている関係は、私にとっては得がたいものです。