彼女がセブの観光地に連れて行ってくれました。Buwakan ni Alejandra(ブワカン・ニ・アレハンドラ)というフラワーガーデンです。山沿いにある施設で、彼女がバイクを1日チャーターしてくれていました。一日のチャーター料金は1,200ペソ。
セブにはバイクタクシーというものがあります。タクシーと同じように配車アプリでバイクを手配できる仕組みで、彼女は普段からこれを利用しています。タクシーに比べて圧倒的に安い。
バイクのドライバーとはセブ市内のガスステーションで待ち合わせになっていたので、そこまではタクシーで移動しました。しばらく待っていると、彼女が手配したドライバーがやってきました。ただし、ドライバーは1人。バイクも125ccか250ccくらいのサイズが1台だけです。
ここで初めて知りました。三人乗りで移動するということを。
そしてヘルメットを渡されることもありませんでした。日本なら秒で通報、即逮捕です。ただ、ここは日本ではありません。特に咎められることもなく、そのままBuwakan ni Alejandraへ向けて出発しました。
三人乗りの経験などあるはずもなく、何度か止まってポジションを直しながらの移動になりました。山間部をノーヘルで走ると、風が直接あたります。心地よさはありました。ただ、何かあったら終わるなという感覚はずっとうっすらとありました。
向かい側から下ってくるバイクと何度もすれ違いましたが、ノーヘル、三人乗りは当たり前のようにいました。良くも悪くも、緩い。過保護ともいえる日本の法制度とは違います。がちがちに縛られることに慣れた日本人からすると、この緩さに違和感や恐怖を覚えるのかもしれません。「他人に迷惑をかけない」という意識が、どこかで先鋭化されすぎているように私は感じています。
少し余裕が出てきて、なんとなくバイクのメーターに目をやりました。速度計も距離計も動いていませんでした。このころには、そんなことは些細なことだと思うようになっていました。
2時間くらい乗ったでしょうか。ある種の緊張感を抱えながらおとなしく後ろに座っていたので、正直なところ彼女の問いかけにもあまり反応できていなかったと思います。そうこうしているうちに、目的地であるBuwakan ni Alejandraに到着しました。
この日は天気がよく、気温も高い。折りたたみ傘を持ってきていたので、日傘として彼女に持たせて園内を見て回りました。
ペットボトルの水も持参していましたが、これは必須でした。持っていなかったらかなりきつかったと思います。
熱帯地域では咲かないものだとばかり思っていたので、少し驚きました。それはそうと、おそらく今年も一人でアジサイを撮りに行くと思います。(人混みは避けたいですが、こればかりは仕方がない)
有名な観光地なのでしょう。私たちと同じように、写真を撮りながら園内を回る人が多くいました。
1時間半ほどかけて園内を見て回り、写真や動画を撮りました。
見終わるころには結構な疲労感があり、ここでも日頃の運動不足を痛感することになりました。
ドライバーは園の外で待機してくれていました。私たちは次の目的地、Sachiko's Little Kyoto(サチコズ・リトル・キョウト)へ向かいました。