セブ島へ~Sachiko's Little Kyoto~

海外からみた"日本"のイメージ

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Buwakan ni Alejandraからバイクで移動し、次の目的地であるSachiko's Little Kyotoへ向かいました。途中、細い上り坂の山道を通る場面もありましたが、基本的には下り坂です。

道路の補修工事で片側通行になっている箇所があり、しばらく信号待ちをしていました。近くに大きな木があって、その木にはツリーハウスのような、一人が滞在できる程度のスペースが設けられていました。大きなスピーカーとリクライニングチェアが置いてあり、女性が一人、スマホとマイクを手にカラオケを楽しんでいます。音量はかなりのものでした。信号待ちの人たちはみな木の上を見上げていましたが、誰も文句を言いません。それどころか、一緒に口ずさんでいる人もいました。

日本なら秒で炎上するでしょう。「迷惑をかけるな」と総攻撃を受け、生きるのが嫌になるほど叩かれる。もうここ数年、日本という国はお互いに火をつけるチャンスを伺っているように見えます。

相変わらず3ケツ(バイクの3人乗り)には慣れません。何度か位置を調整するために停車しながら、1時間ほどで目的地に到着しました。

入場料を払い、園内の案内図を確認します。

どうやら日本の有名なものが園内のあちこちに配置されているようです。

エントランスを抜けてすぐ目に入ったのは、黄金のしょんべん小僧と白雪姫の像でした。 これは日本的なものなのかどうか、判断に困ります。

ピンク色の鳥居がありました。 その下にはピンクの長椅子が置いてあって、いかにも写真映えを意識したスポットです。

忠犬ハチ公の像。 渋谷駅前にいたはずですが、なぜここにいるのか。

鹿の像もありました。 奈良を表現しているのかもしれません。

階段の脇に屋台風の小屋が数棟並んでいて、コンクリートで作った灯篭が立っていました。

貴船神社あたりを参考にしたのでしょうか。

小屋の中にはガスコンロが設置されていて、かつては実際に調理・提供していた形跡がありますが、私が訪れたときは誰もいませんでした。

階段を登りきった先から見渡す景色は、快晴だったこともあり、きれいでした。

芸者のイラストが飾られていました。 AIで生成したような画風で、おそらく海外のクリエイターの作品でしょう。色褪せてはいましたが、元は鮮やかだったのかもしれません。

三重の塔があり、中には座禅を組んだ仏像が鎮座していました。

涅槃像がありました。 涅槃像というとタイの巨大なものがすぐ思い浮かびますが、日本国内にもあるそうです。私は見たことがありません。

ウイングガンダムの立像がありました。お台場にはユニコーンガンダムがありますが、ここにいるのはウイングガンダムです。なぜウイングガンダムなのか。さすがに翼を広げたゼロカスタムは再現できなかったようです。

道頓堀のグリコの看板を再現したエリアもありました。 周囲にはなぜか金貸し業者の看板が目立ちます。とうの昔に倒産した武富士まであるので、作られた当時の世相がそのまま残っているのでしょう。

世界的に流行しているアニメのキャラクターも飾られていましたが、私はどちらもろくに観たことがないので、よくわかりません。

浦安の夢の国にいるあのネズミのカップルの像もありました。(これは日本のコンテンツなのか......?)

腹が減ったので、園内で昼食をとることにしました。

日本食の食堂で担々麺を頼もうとしたら、材料を切らしているとのこと。豚骨ラーメンと餃子を注文し、彼女とシェアしました。 海外にまで来て豚骨ラーメンを食べているのも妙な話です。オーダーをとってくれたお兄さんは「ありがとうございます」と日本語を交えていました。そう教育されているのでしょう。

餃子は一口サイズ。

豚骨ラーメンは見た目こそよく見るそれでしたが、麺は細麺ではなく普通の太さで、スープは確かに豚骨の味がしたものの、素を使っているのかもしれません。

食堂の近くには写真スポットがあり、貸衣装の着物風ガウンを着た人たちが記念撮影をしていました。

食事を済ませ、Sachiko's Little Kyotoを後にしました。退園の際、受付のお兄さんが声をかけてくれました。「ありがとうござ......」。後半はあやふやでしたが、「ございました」の部分がうまく出なかったのかもしれません。

園外で待ってくれていたドライバーと合流し、最初の待ち合わせ場所であるガソリンスタンドへ向かいます。

3ケツ、ノーヘル。日本ではまず体験できません。移動中は終始、何事もなくガソリンスタンドにたどり着いてくれとだけ祈っていました。無事に到着し、そこからはGrabでタクシーを手配して宿泊先に戻りました。

山道で風を切る体験は悪くなかったです。死と隣り合わせとも言えますが、そういう細かいことを気にするなという周囲の空気が、今の私には心地よく感じられました。最初はさすがに驚きましたが、日本では絶対にできないことを体験させてくれた彼女には感謝しています。

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