バーでのAI談義と、グラフィックボード購入検討

投資すべきか否か

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仕事終わりに、友人と会うために久しぶりに外出しました。行き先はいつものバーです。

そういえば、週の中頃に牛乳を買いにスーパーへ出かけたのとゴミ出し以外、一歩も外に出ていませんでした。最近は週末にまとめて買い物を済ませたら、あとは自宅に引きこもるのが定番になっています。

HSP気質の私にとって、自宅は唯一、精神を消耗せずに済む聖域です。静寂と適度な暗がり、そして誰の視線も感じない空間。この環境のおかげで、ようやく心の安寧を得られているように思います。

生成AIとハードウェアの供給不足

店に着くと、友人はすでに飲み始めていました。 私も最初の一杯を注文し、互いの近況を語り合ううちに、話題は自然と共通の関心事であるAIへと移っていきました。

普段からツールを触ったり情報を追ったりしているため、会話のほとんどは技術的な情報交換に費やされます。友人曰く、生成AI需要によるメモリ不足は深刻なようです。

「今年中に手に入れておかなければ、供給不足による価格高騰に巻き込まれるだろう」

ニュースでなんとなくは知っていましたが、現場の肌感覚としては思った以上に深刻なようです。

決断のタイミング

私自身、ローカルLLM(大規模言語モデル)の構築に興味があり、VRAM 16GB以上のビデオカード導入を前々から検討していました。仕事用のMacBook Airとは別に、プライベートで組んでいる自作PCの強化です。

PCを刷新した際は予算の都合で見送りましたが、年末か新春のセールで安くなったタイミングを狙おうと考えていました。しかし、友人の話を聞く限り、その考えは甘いのかもしれません。

セールを待っている間に在庫が枯渇するか、あるいは円安と需要過多で価格が跳ね上がるか。ビデオカードの大半はセールの対象外かもしれませんし、その頃には市場から消えている可能性すらあります。

「欲しい時が買い時」とはよく言いますが、これは趣味の浪費ではなく、生存戦略としての設備投資です。自分にとっての最悪の事態(機会損失)は容易に想像できます。年末を待たずに動くべき気がしてきました。決して安い買い物ではありませんが、近いうちに決断を迫られることになりそうです。

季節の喧騒と、静かな決意

チキンをつまみながら、そんな話を延々と続けました。 チキン そういえば、世間はそろそろクリスマスのようです。
しかし、私には関係ありません。いつも通り仕事をして、いつも通り一日が終わるだけです。ただ、今年はパートナーとビデオ通話をして過ごすことになるでしょう。
遠距離恋愛ゆえに、彼女には寂しい思いをさせてしまっています。物理的な距離はどうしようもありませんが、今の仕事を続けながら向こうでのリモートワークを増やし、滞在期間を延ばしたいと考えています。

ビデオカードの検討も、英語の勉強も、資産運用も。すべての行動は、「海外移住」という一つの目標につながっています。 横須賀ブラジャー 今さらながら、荒れ地を開墾し、種を撒いているような感覚です。地味で、果てしなく、泥臭い作業です。それでも、意識的であれ無意識的であれ、私はそのための行動を選び続けるのでしょう。

華やかなイベントや流行り廃りとは無縁の場所で、私はただ、泥臭く種を撒き続けます。それが、数年後にこの場所を離れ、新しい世界で生きるための、唯一の切符になると信じて。

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