自作ツールのPython実装と、フィリピン料理店での年末の挨拶

シシグとビールとライスは鉄板

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自分専用の道具を磨く

年末年始の休暇に入りましたが、やることは普段の週末と変わりません。自分のために必要なシステムを作り、メンテナンスをする。ただそれだけです。

英語学習用の自作サービスに、音声機能を追加しました。これまではテキストのみでしたが、学習効率を上げるために音声ファイルが必要だと判断しました。

既存の出題ファイルを作り直し、それをソースとしてPythonで音声ファイルを一括生成する仕組みを組み込みました。突貫で作ったため、当然ながら不備やバグはあるでしょう。ですが、これは私が私のためだけに使う道具です。使いながら不都合があれば、その都度直していけばいい。完成度を求めて手が止まるより、まずは動くものを用意する。これが私の基本スタンスです。

プラットフォームに依存しない動画管理

並行して、動画管理用のWebサービスも新たに構築しました。機能としてはYouTubeの簡易版のようなものです。スマートフォンやタブレットで撮影した動画をアップロードし、管理画面から一覧できる仕組みです。

なぜ既存のプラットフォームを使わないのか。理由は単純で、他人のルールに縛られたくないからです。YouTubeなどのプラットフォームは、運営側の都合で仕様や規約が突然変更されるリスクがあります。私はYouTuberではありませんし、自身の記録を他社の掌の上には置きたくありません。

自分専用の倉庫ですので、データベースも大掛かりなものは不要と判断し、SQLiteで実装しました。 今回の実装の主目的は、ブログへの埋め込み機能です。iframeタグを生成し、それをコピー&ペーストするだけで、このブログに動画を表示できるようにしました。 管理画面にのみ表示される地味な機能ですが、これで自身のブログ運用が少しだけ快適になります。

ロジックとしての占星術実装

また、少々毛色の違うものとして、「宿曜道」の計算サイトも作成してみました。私自身はスピリチュアルや占いの類を好みませんし、運命などという不確定な要素で人生を左右されるのも御免です。

ただ、計算ロジックとして興味があったのと、システムとして再現可能かどうかの実験として手を動かしてみました。もちろん、占い的な要素や感情的な煽り文句は排除しています。「宿曜道ではこのように定義されている」という、あくまでデータの出力としての実装です。どちらかと言えば、日本文化に興味のある海外層への需要を見込んでおり、英語対応をメインに据えています。

年末のサンミゲルと最適解

日中はそれらの改修作業や、動画サービスとブログの連携に費やしました。夕方、買い出しのついでに馴染みのフィリピン料理店へ向かいました。年末の挨拶を兼ねて、久しぶりの食事です。

注文はいつものサンミゲル・ライト、シシグ、そしてライス。この3点の組み合わせは、私にとっての最適解です。 脂っこいシシグをライスで受け止め、冷えたサンミゲルで流し込む。余計な装飾のない、実利的な旨さがあります。

店主のマスターとも、少し話をしました。彼との会話は常にシンプルで、今の日本社会に対する見解や、今後の身の振り方について言葉を交わしましたが、私とおおよそ認識は一致していました。改めて、自分の進むべき方向性が間違っていないことを再確認した気がします。

世間は年末ムード一色ですが、私は私のペースを崩さずに過ごしています。温めてきたアイデアの実装計画にはエラーも付き物ですが、手を動かし続けている限り、前には進んでいます。停滞することなく、淡々と準備を進めるのみです。

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