いくつかの寄り道を終え、ようやく会場に辿り着きました。



かつての私なら、プロデューサー名刺を手にファン同士の交流を楽しんでいたのかもしれませんが、今の私にはもう、そのような気概は残っていません。
友人とその連れの方と入場前に軽く言葉を交わした程度で、記録用の写真を数枚撮ると、すぐに会場内へ足を向けました。
先行で確保していたチケットはアリーナ席でしたが、位置は最後列という少々微妙な場所でした。肉眼で表情を追うのは厳しく、持参した双眼鏡が生命線となりました。Spotifyのプレイリストの「履修」のおかげで、セットリストに対して「?」となる曲はほぼありませんでした。
ライブは「音楽祭」の名にふさわしいもので、生バンドを従えたステージは圧巻の一言でした。予想外のコラボレーションや、まさか令和のこの時代に765ASの「GO MY WAY!!」を浴びることになるとは思いもしませんでした。特に、生バンドの音圧で聴く「極光」のパフォーマンスは、それだけで今日ここに来た価値があったと思わせるほど、私の期待をピンポイントで射抜いてくれました。全員での校歌斉唱という演出も、長くアイマスというコンテンツに慣れ親しんできた身には、非常に斬新な体験でした。
最高の時間を過ごせたからこそ、学マスの現地参戦は、今回を区切りにしようと考えています。
今の私には、他に注力すべきことがあります。諸々のリソースに余裕ができれば、またいつか戻ってくることもあるかもしれませんが、いったんは幕を引くつもりです。
ライブそのものは楽しめても、そこに至るまでの道中で生じる疲弊は無視できません。体力が削られると周囲への配慮が疎かになり、そんな自分を責めて自滅しそうになる――その危うさを、道中何度も感じていました。精神的な消耗もさることながら、肉体的な疲労も凄まじく、数日はこの泥のような重みが抜けないでしょう。引きこもりに近い生活で低下した体力は、想像以上に深刻なようです。
ままならないね・・・