実家で余っているディスプレイを借りて、会社から貸与されているノートPCに接続して仕事をしている。思ったより快適な環境だ。 今回は仕事用のノートPCとサブ機として使っている古いノートPCの2台を持ち帰った。モバイルノートとはいえ、2台も持ち運ぶと荷物がかなり重くなる。ほかにも荷物があったため、背負って帰るのは一苦労だった。
サブ機のノートPCはかなり古くなっている。新しいものに買い替えたいが、購入は移住のタイミングにしようと思っている。 それまでは中古でそこそこのスペックのものを安く手に入れれば十分だろう。サブ機なのでコストを最優先したい。
地元に戻ることはほとんどない。親戚に会うのも、ここ数年どころか数十年単位でない気がする。たまに帰省しても盆暮れ正月を避けるので、タイミングが合わないのだ。もう親戚からは「都市伝説的な存在」と思われているかもしれない。それに、久々に会うと緊張してしまう。どう接すればいいのかも正直わからない。
昼間は部屋に籠ってリモートワークをしている。外に出ることもない。地元には特に興味も愛着もないので、わざわざ歩き回る気も起きない。ただ、年末年始の休みに入ったら車を借りて近場をドライブしてみようと思う。もう私を知る人なんていないだろうし、すれ違っても気付かれないだろう。それどころか、私の存在自体が記憶から消えていてほしいとさえ思う。
実家でリモートワークができるなら、1か月単位で居住地を変える生活もありかもしれない。地元に戻る気はまったくないが、今後は数週間を実家で過ごしながら仕事をすることも増えるかもしれない。そして、その延長で彼女の国で1か月ほど過ごしながらリモートワークをするのも良いかもしれない。完全に移住する前に短期間の滞在で環境に慣れるのは悪くないアイデアだ。費用はかかるが、リモートワークに必要なビザについて調べてみようと思う。