原因不明の頭痛と、思考停止という安全装置

脳を休めろということか・・・。

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朝から、頭の芯に鈍い痛みが居座り続けました。ズキズキと脈打つ片頭痛とは少し違う、重苦しい感覚です。

気休めにと思い、先日買っておいたスイーツを冷蔵庫から取り出して食べてみました。 糖分を摂取すれば少しは気分が晴れるかと期待しましたが、結果は徒労に終わりました。口の中に甘さが広がっただけで頭痛が改善されることはなく、むしろ痛みと身体の重さが増したような気さえします。

リモートワークという防衛線

仕事はなんとかこなしました。薬を飲み、だましだまし対応したというのが正直なところです。

ふと「もしこれが出社を要する環境だったら」と想像してゾッとしました。電車の揺れ、身を削られるような人混み、周囲の話し声や足音。今の私のコンディションでそれらのノイズに晒されていたら、間違いなく悪化して早退を余儀なくされていたでしょう。

自宅という聖域で、誰の目も気にせずに仕事ができる環境だったからこそ、最低限の責務を果たすことができました。組織に属しながらも物理的な距離を保てるこの働き方は、私のような人間にとって生命線そのものです。

思考の安全装置

業務終了後、本来であれば移住に向けた「次の一手」を検討する予定でした。資金計画や個人の開発案件など、やるべきことは山積みです。
しかし、少し複雑なことを考えようとすると、まるで脳内の回路を遮断するかのように鋭い痛みが走りました。「今は思考するな」と、身体に備わった安全装置が強制的にブレーカーを落としているような感覚です。

これ以上抵抗しても、生産的なアウトプットは望めそうにありません。潔く思考することを諦めました。
ただ、完全に歩みを止めることへの焦燥感はあるため、思考リソースを使わない英語の聞き流しだけを行い、早めに寝ることにしました。これは学習というより、生存スキルを錆びつかせないための最低限のメンテナンスです。風邪の予兆ではないと思いますが、改善しないようなら病院へ行こうと思います。

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