15時過ぎのトンカツと、外界へのリハビリ
当初は行きつけのフィリピンレストランへ足を運ぶつもりでしたが、途中で気が変わりました。正確には、街の喧騒の中へ入り込んでいくことへの忌避感が、食欲を上回ったと言えるかもしれません。HSP気質を持つ身にとって、休日の駅前や繁華街特有の「視線のノイズ」は、それだけで精神的なリソースを著しく削いでいきます 。
結局、自宅へ引き返すことも考えましたが、空腹を抱えたまま戻るのも効率が悪いと思い直し、昼時のピークをとうに過ぎたトンカツ屋へ入ることにしました。この時間帯であれば、店内の客はまばらです。他人の咀嚼音や不必要な会話、店員の慌ただしい動きといった聴覚・視覚情報を最低限に抑えられる環境こそが、私にとっての「落ち着ける食事」の前提条件となります。
運ばれてきたトンカツは、期待通りのものでした。
平日は質素な食事で済ませることが多いため、休日に外出する際は、意図的に肉を摂取するようにしています 。なんとなくの気分で、白米を麦飯に変更しましたが、こうした些細な選択の自由を静かに享受することにこそ、意味があるのかもしれません。
感覚を麻痺させないための外出
本来であれば外出などせず、自宅で一人完結しているのが正解なのでしょう 。しかし、あまりに引きこもり続けると感覚が麻痺し、外界への適応力が低下する恐れがあります。ある程度の耐性を維持しておかなければ、将来的な移住計画にも支障をきたします 。そのため、買い物や外食を「意図的なリハビリ」として自分に課しているのが現状です。
AIツールによる開発速度の向上と深夜の没入
帰宅後は、パソコンに向かってローカルLLM(大規模言語モデル)の検証を行っていました 。最近の平日は、生存戦略としての英語学習に加え、画像生成AIの学習やアイデアのプロトタイプ作成、既存のWebサービスの改修作業が重なり、このブログを更新する時間を確保するのが難しくなっています。
さらに、セブに住むパートナーとの通話時間も、私にとっては欠かせないものです。それらの合間を縫ってAIツールを本格的にワークフローへ組み込んでからというもの、思考を形にするまでの速度は圧倒的に向上しました。
以前なら数時間かかっていたデバッグやリファクタリングも、AIの補助があれば即座に完了します 。人間に相談して時間を奪われたり、意図の齟齬に苛立ったりする必要がないのも、私のような人間には理想的な環境です。集中して取り組んでいると、気づけば午前0時を過ぎていることも珍しくありません。
水面下で編み続ける「救命ボート」
現在、このブログとは別に、あるプロダクトの準備を進めています。その詳細についてここで触れるつもりはありませんが、早々のローンチを目指して着実に進捗させています。これは、特定の組織や国家の経済圏に依存せず、自らの手で「逃げ場」を構築し、育てていくための試行錯誤の一つです。
沈みゆく船で席を奪い合うよりも、私は黙って救命ボートを編む道を選びます 。