鷺沢文香さんに会いに池袋へ。

大人のコラボカフェの楽しみ方とSNSとの距離感。

鷺沢文香さんに会いに池袋へ。

出かけるのはあまり好きではない、と公言しつつも、実際は毎週のように何かしらの用事で外出しています。先週はPCの部品を調達しに秋葉原へ出かけていましたし、その前の週も同様です。 今日は今日とて、友人と予定を合わせてあらかじめ予約し、池袋にあるアニメイトカフェの3号店を訪れました。

池袋アニメイトカフェ訪問の記録

今回の目的は、アイドルマスターシンデレラガールズのコラボカフェです。 2025-09-20-001.jpg 担当アイドルである鷺沢文香さんがメインの3人に名を連ねているとなれば、私が行かない理由はありません。

この手のコラボカフェは、毎回コストパフォーマンスを度外視して訪れるわけですが、それでも以前に比べると、その回数は減ってきています。最近では、こうして友人に誘われない限り、自発的に足を運ぶことも少なくなりました。しかし、鷺沢文香さんと、アイドルマスターシャイニーカラーズの杜野凛世ちゃんだけは例外です。彼女たちのグッズが展開されるとなると、不思議と足が向いてしまいます。

店内に入り、指定された席へ。店内にはキャラクターのポップが飾られています。 2025-09-20-002.jpg 正直なところ、このポップを撮影しに来た、と言っても過言ではありません。 2025-09-20-003.jpg 今回の衣装は少しセクシーな衣装なのですが、どこかヤンデレのような雰囲気を感じさせます。

この日のために、Giftの鷺沢文香さんのぬいぐるみを持参していたので、等身大のポップと一緒に撮影しました。 2025-09-20-004.jpg 「ふみちゃん・・・ふみちゃんだよ・・・」。

メニューはいくつかありましたが、ドリンクとフードを一品ずつ選択しました。さすがにデザートまで注文する余裕はありませんでした。

ドリンクは「多田李衣菜のしっぽつきブルーライチドリンク」、 2025-09-20-006.jpg フードは「鷺沢文香の魔導書風サンドイッチプレート」を注文しました。 2025-09-20-007.jpg しばらくして運ばれてきたプレートには、小ぶりなサンドイッチと、鮮やかというには少し禍々しい色のスープ、そしてレタスが盛られていました。濃紺のスープの正体は、ポテトスープでした。

コスパでは測れない、体験という価値

コストパフォーマンスを重視するなら、コラボカフェという選択肢は絶対にないでしょう。フードやドリンクの価格設定は、一般的な飲食店と比較すれば明らかに割高です。しかし、私を含め、ここに来る多くのファンにとって、主目的は食事ではありません。

その作品やキャラクターに彩られた特別な「雰囲気」を味わうこと。そして、私のように、自宅から持参したぬいぐるみやアクリルスタンドと一緒に写真を撮ること。 2025-09-20-008.jpg そうした一連の「体験」こそが、私たちが対価を支払う対象なのだと思います。このことについては毎回同じことを言っている気もします。

結局のところ、こうしてコラボカフェに足を運び、食事やグッズにお金を使うことができるのは、経済的にも、時間的にも、そして精神的にも、ある程度の余裕があるからなのだと思います。日々の生活に追われ、心身ともに余裕がなければ、趣味に没頭することはできません。そう考えると、この一見非効率に見える消費活動も、今の自分が穏やかな状態にあることの証左なのかもしれない、と少しだけ肯定的な気持ちになれます。
そして案の定、今回もまたアクリルスタンドを買ってしまいました。

趣味との向き合い方と、SNSとの距離感

私の趣味の楽しみ方は、あくまで個人的なものです。誰かにそれを吹聴するつもりもありませんし、共感を求めることもありません。だから、こうしてブログに日記として書き記すことはあっても、その内容をSNSに投稿することは、基本的にはありません。

楽しみ方は人それぞれであり、他者からの評価や「いいね」の数を気にする必要はない、と考えているからです。SNS、特に日本語話者が多いプラットフォームは、私にとって精神的なノイズが多い場所です。自分のペースで楽しんでいる趣味の世界に、他者の視点や評価が入り込んでくることは、HSP気質を持つ私にとってはかなりのストレスになります。

ただ、一つだけ例外があります。それは、英語学習のために運用しているアカウントです。そこでは、「日本にはこういうコラボカフェがある」という文化紹介の一環として、写真を投稿することがあります。そのアカウントは、意図的に日本語話者をフォローしておらず、またフォロワーもおそらくいないと思います。「日本人はフォローしない」という自分なりのルールを徹底することで、精神的な安全地帯を確保しています。あくまで海外の友人や学習者仲間との交流の場であり、私の個人的な趣味の領域とは切り離して考えています。

結局のところ、私が求めているのは、自分の価値観を静かに肯定し、自分のペースで物事を進められる環境なのだと思います。趣味の世界においても、それは変わりません。誰に何を言われるでもなく、ただ自分の「好き」という感情に従って行動し、その記録を自分だけのために、あるいは同じ価値観を持つごく少数の誰かのために、こうして残しておくだけです。それで十分なのです。

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