2024年の軌跡

変化に満ちた一年を振り返る

2024年の軌跡

2024年もいよいよ終わりに近づいてきました。今年を振り返ると、自分にとって印象深い出来事がいくつかありました。それぞれの月ごとに思い出しながら、この1年を振り返ってみたいと思います。

1月:アプリで積極的な交流

昨年あたりから英語学習に本腰を入れ始めました。とはいえ、覚えては忘れのくりかえしで進歩が見られず苛立ちを感じる毎日。自分なりに振り返り、英語が身につかないのは「リアリティがない」からだと結論づけました。
そのため、以前登録して放置していた言語交換アプリを再開し、さらにマッチングアプリを通じて新たな交流の場を探すとともに、日常的に英語を使う環境に身を置きました。この時に出会ったのが、今の彼女です。まさかこの時の一歩が大きな変化につながるとは思いませんでした。

3月:初めての一人海外旅行、セブへ

英語学習は続けていたものの、オンライン英会話レッスンだけでは実践的な英語力が身につかないと感じていました。さらに、海外移住を目指しているにもかかわらず、実際に海外へ行った経験が数回しかないという矛盾を抱えていました。そこで、「英語を使う状況に自分を置く」という挑戦の一環として、英語圏で比較的安く行けるセブ島への一人旅を決めました。

セブへ行くことをSNSに投稿したところ、偶然にもフォロワーの一人がセブ在住であることが判明。特に目的を決めずに始めた旅は、フォロワーに会いに行く旅となりました。滞在中はそのフォロワーの案内で教会などの観光地を巡り、ナイトマーケットにも連れて行ってもらいました。

2024-03-09-205.jpg2024-03-11-002.jpg

初めての海外一人旅で不安もありましたが、つたない英語でもなんとか意思疎通ができ、フォロワーの親切なおかげで思い出深い旅となりました。

2024-03-09-203.jpg 2024-03-09-201.jpg

この旅を通して、「もっとスムーズにコミュニケーションをとれるようになりたい」という気持ちが強まり、英語学習へのモチベーションがさらに高まりました。 ちなみに、この時点では今の彼女とはすでにメッセージのやり取りを始めていましたが、頻繁なやり取りではなく、あくまで軽い交流にとどまっていました。

6月:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS UNIT LIVE TOUR ConnecTrip!

デレの全国ツアーについて、「担当が出演することはないだろう」と高を括っていました。しかし、東京公演の演者一覧に「星纏天女」の文字を見つけた瞬間、思わず絶叫してしまいました。なぜなら「星纏天女」は担当である文香と茄子さんのユニットだからです。
東京公演の会場は収容人数が限られたZepp DiverCity Tokyo。チケット争奪戦が熾烈になることは目に見えていました。案の定、多くのふみP(鷺沢文香担当プロデューサー)が落選する中、幸運にも最速先行で昼公演のチケットを手にすることができました。

個人的に、文香のソロ曲(2曲目)である「銀河図書館」を現地で聴くのが長年の夢でした。ただ、これまでのツアーではソロ曲を2曲持つアイドルの場合、昼公演と夜公演で曲を分けるのが通例。そのため昼公演では「Bright Blue」、夜公演では「銀河図書館」が披露されるのではないかと予想されていました。私自身も昼公演では「Bright Blue」が来るだろうと予想していましたが、すでに10thライブで現地で聴いたことがある曲でした。そのため、内心では「銀河図書館」をどうしても聴きたいと願いながらライブに臨みました。
そして、私の祈りが通じたのでしょうか。昼公演で披露されたのは「Bright Blue」ではなく「銀河図書館」でした。最初の一音が流れた瞬間、感情が溢れ出しましたが意外と冷静で、ただステージを見つめ、文香のやさしい歌声に耳を傾けていました。

夢にまで見た「銀河図書館」を現地で聴けたことで、自分のデレ活の集大成を迎えたと感じました。 2024-06-01-005.jpg 今後はこれまでのように積極的にライブに参加するのではなく、自分にとって特別な機会だけを選んで参加しようと考えています。

10月:セブを再訪、彼女と初対面

夏頃から彼女との交流が深まり、9月には恋人関係へと発展しました。そして10月、ついに彼女に会うため再びセブを訪れました。これまでビデオ通話で顔を見て話していましたが、実際に会うのはこの時が初めてです。滞在中はできるだけ彼女と一緒に過ごすようにしました。 2024-12-31-001.jpg ジプニー(乗合バス)に初めて乗ったり、一緒に買い物や食事を楽しんだりする中で、観光というよりも彼女と日常を共有するような感覚を味わいました。

以前のセブ旅行は一人旅だったため気付かなかったことも多く、今回はホテルの宿泊料金の仕組みの違いに驚かされました。日本では宿泊料金が人数に応じて変動しますが、セブでは部屋単位で料金が設定されており、予約した部屋が2人用だったため、追加料金なしで彼女と一緒に宿泊できました。事前にホテルに問い合わせて確認していたおかげでスムーズに対応できたので、こうした確認はやはり重要だと感じました。

この旅を通じて「海外移住」という目標がより現実味を帯びただけでなく、「彼女と共に海外移住する」という新たな目標へと変わりました。彼女の存在は、これからの人生を考える上でとても大きな意味を持つものとなりました。

11月:引っ越し

10月末に引っ越す予定でしたが、引っ越し業者の都合で11月初旬にずれ込むことになりました。この引っ越しは思いつきに近いものでした。それまで住んでいた家は仮住まいのつもりだったのですが、気づけば4年も経過していました。9月のある日、寝ようとしたら枕元にヤモリが現れたことが決定打となり、すぐに引っ越しを決意しました。

引っ越しを決めてからは行動が早く、まず賃貸サイトで気になる物件をいくつかチェックし、その上で近所の不動産会社に相談に行きました。話し合いの結果、いくつかの物件をピックアップして翌週に内覧を実施。しかし、その時に見た3件はどれも決め手に欠け、契約には至りませんでした。その後、複数の賃貸サイトを毎日チェックしていたところ、現在の部屋を見つけました。早速不動産会社に連絡を取り、内覧することに。駅やスーパーマーケットから少し距離はありましたが、徒歩圏内と判断しました。また、家賃の割に築浅で広さも十分だったため、即決しました。

以前の部屋は古く、正直言って家事をする気になれず部屋が散らかりがちでした。しかし、新居は綺麗で快適なため、自然と掃除をこまめにするようになりました。スーパーマーケットまでの距離もウォーキングにはちょうど良い運動になり、健康面でもプラスになっています。引っ越しによって生活の質が格段に上がったのを実感しています。 2024-12-31-003.jpg ただ、引っ越しには予想以上にお金を使ってしまったため、これからは節約を心がけながらも、質の高い生活を維持していきたいと思っています。

12月:次のステージへ

申し込んでいたプロバイダの手違いにより延期されていた光回線の工事が、ようやく完了しました。これで快適なインターネット環境を整えることができました。それまではUQ WiMAXで何とか凌いでいましたが、光回線の安定性と速度にはやはり大きな違いを感じています。

同時に、11月末頃から自分の考えを整理し、書き出してまとめる作業を続けていました。ある程度まとまった内容をもとに、今後の戦略を立案し実行に移しました。このブログもその一環で、今後は「就職氷河期世代の中年男性が日本から脱出する」というテーマを軸に、積極的に更新していくつもりです。

移住に向けた大きな戦略目標はぶれることなく維持しながらも、具体的な計画や戦術は状況に応じて柔軟に見直していく方針です。日本社会への違和感や不満は依然として拭えませんが、それを原動力に変え、自分自身の未来を築くための一歩を着実に踏み出していこうと考えています。

2024年は動きのある一年だった

今年は、彼女との出会い、引っ越し、推し活の一区切りなど、大きな変化があった一年でした。来年はどんな一年になるでしょうか。なるようにしかなりませんが、良いイメージを持ちながら過ごしていきたいと思います。

Newer
Older
Dark
Light
menu