セブに到着。カレーと異国の夜

空港で7か月ぶりの再会、歳の差カップルの1週間の同居が始まる。

セブに到着。カレーと異国の夜

セブの空港に到着してすぐ、約束通りチャットツールで彼女と連絡を取り合いました。事前に「到着したらすぐメッセージを送る」という取り決めをしていたおかげで、荷物の受け取りに少し手間取ったものの、スムーズに合流することができました。彼女はすでに空港に到着しており、スーパーで買い物を済ませていたそうです。日本のように改札口で再会、というような場面ではありませんでしたが、画面越しにやりとりを続けていたことで、自然な流れで再会することができました。

彼女にはあらかじめ滞在先のコンドミニアムの場所を伝えていたため、移動もスムーズでした。

宿泊したコンドミニアムには、冷蔵庫、電気ケトル、電子レンジ、IHコンロ、炊飯器、調理器具、食器類などが一通りそろっており、自炊するには何の不便もありませんでした。 2025-05-04-105.jpg 室内にはダブルベッド、ソファー、TVも備え付けられていましたが、TVはインターネットに接続してYoutubeや映画を見ることができるようでしたが、何度設定してもサイトに接続できず、結局滞在中は使用しませんでした。それでも、生活に必要なものがそろっており、短期滞在には十分な設備だと感じました。

その晩は、日本から持参した市販のカレールゥを使って夕食を作ることにいたしました。 2025-05-04-101.jpg

彼女は日本のカレーが好きで、事前に「カレーが食べたい」と言っていたことを覚えておりました。フィリピンで手に入れた鶏肉や野菜を使って、日本風の家庭の味を再現します。彼女は鶏肉を水で洗っていました。日本ではあまり見かけない光景でしたが、ローカルの生活習慣に触れたようで、興味深く感じました。 2025-05-04-102.jpg

フィリピンのお米は細長く、粘り気が少ないため、どちらかというとタイ米に近い印象です。ただ、カレーのような汁物との相性は悪くありません。ごはんを大盛りにして満足そうにカレーを食べている彼女の姿を見て、遠くから持ってきた甲斐があったと感じました。 2025-05-04-103.jpg 味そのものというよりも、「誰かのために料理をする」という体験自体が久しぶりだったこともあり、なおさらそう感じたのかもしれません。

英語での会話には、まだ不安が残っています。彼女の話す英語が聞き取れないこともありますが、聞き返して自分の言葉で繰り返すことで、何を伝えようとしているのか理解するよう努めています。その積み重ねが、丁寧なコミュニケーションにつながっているように感じています。

夜は彼女の生活リズムに合わせて早めに就寝いたしました。 2025-05-04-104.jpg 普段は一人で寝ているため、隣に誰かがいるというのは少し非日常的で、ちゃんと眠れるか不安でしたが、不思議とすぐに眠りにつくことができました。旅の疲れに加え、どこか安心している自分がいたからかもしれません。

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