最近、私はSNSを通じて様々な国の人々と英語でコミュニケーションを取るようになりました。まだまだ翻訳ツールの助けは必要ですが、できるだけ自分の言葉で表現しようと努力しています。

しかし、この過程で興味深い気づきがありました。知らず知らずのうちに、自分が人との親密な関係を避けていたのです。そして、それは単にSNS上の交流だけでなく、日常生活のあらゆる面で自分に制限をかけていることに気がつきました。
例えば会話をする際、親しくない限りは表面的な話題も個人的な話題も避けていました。必要なことだけ伝えるということです。また、新しい経験や挑戦的な状況に直面すると、無意識のうちに制限をかけてしまうことがよくあります。
これらの自己制限は、おそらく過去の経験や社会的プレッシャーから生まれたものでしょう。しかし、海外移住という大きな目標を持つ私たちにとって、このような制限は大きな障害となります。

今、私は少しずつこれらの制限を取り払おうとしています。SNSでの交流でも、より深い話題に踏み込んだり、自分の意見をはっきりと述べたりするようになりました。また、オンライン上での英語での交流だけでなく、実際に外国人コミュニティのイベントに参加するなど、リアルな場面での交流も増やしています。
確かに、これは簡単なプロセスではありません。時には不安や恐れを感じることもあります。しかし、一歩一歩前進することで、自信が付き、新しい可能性が開けてくるのを感じています。

人間の脳は変化を嫌い、とくに急激な変化に対してはありとあらゆる手段を使って阻止する自動制御機能が備わっていると聞いたことがあります。人生の大きな転換点となるような変化に対して、自動制御機能が起動するでしょう。しかし、自動制御を無効化することで、新たな扉が開くかもしれません。
実際に、自動制御機能のことを意識し、この感情は自動制御機能の仕業に違いないと疑い無視するようになってから自分に対してイラつかなくなってきました。いままで何度も感情制御に失敗し自傷を繰り返してきましたが、ようやく先へ進めそうです。