「甘味処伊良湖」で食事を済ませた後、久しぶりの軍港クルーズを満喫すべく汐入に移動しました。そういえば、新しい船がロールアウトしたんでしたね。
米海軍の艦船が修理のためドック入りしていました。足場を組んでの作業なので、割と大掛かりな修理なのかな?
第7艦隊所属のアレイバーグ級ミサイル駆逐艦。いわゆるイージス艦で艦橋のSPY-1レーダーが特徴的なのですぐわかりますね。イージスシステムも逐次バージョンアップしてるようで、入渠時に装備やシステムをアップデートしてるみたいです。
右に停泊しているのがDDG-54カーティス・ウィルバー。左に停泊しているのがDDG-52バリーです。
吉倉には、親善目的で横須賀に寄港しているシンガポール共和国海軍のフォーミダブル級フリゲート艦「ステッドファースト」がいました。先週来た時もいましたけどいつまでいるのかな?。ホストシップは、隣に停泊している「たかなみ」が務めているようです。
汎用型護衛艦より一回り小さい船体で構造物が傾斜の多い、いわゆるステルス艦というやつですね。パッと見た感じ前部に単装砲が1基あるだけでCIWS等の装備は見当たりませんでした。
事前に、あぶくま型護衛艦(DE)が来てるらしいという情報を掴んではいたのですが、吉倉にはいませんでした。
珍しく吉倉に潜水艦が停泊してるのを見ました。潜水艦は潜水隊司令部前に停泊するものと思っていましたが、吉倉桟橋を使うこともあるのかもしれません。この場所はヴェルニー公園からだと、だいたい何かしらの護衛艦が停泊してるので確認することはできません。小型船舶が横付けしていたので何かしら作業していたみたいですね。
「AOE-423ときわ」。とわだ型補給艦の2番艦で、ちょいちょい機関室の発電機が事故(オイル漏れ、火災)を起こしてる艦だったりします。
左はDD-171はたかぜ。はたかぜ型護衛艦のネームシップです。旧海軍の神風型駆逐艦の5番艦に「旗風」がいたので、いずれ艦これにも実装されるかもですね。
右はDD-116てるづき。あきづき型護衛艦の2番艦。この艦は今年のサマーフェスタで一般公開されていたので、その際に見学しました。あきづき型自体が海自の護衛艦としては2代目にあたり、初代あきづき型(あきづき・てるづき)は平成5年に除籍になっています。
湾外に出たところで、ちょうど横須賀に帰投する潜水艦(あさしお型)を見ることができました。期待していたあぶくま型がいなかったり、ロナルド・レーガンが3時間前に出航して不在だったりでちょっと残念な感じだったのですが、なかなかレアな光景を見ることができたので良しとします。レンズを乗船前に望遠(55mm-300mm)に換装しておいてよかったw。
煙を吐いていたのでディーゼルエンジンで航行しているのでしょう。まぁ潜ってるわけではないのでディーゼルエンジン使いますよね。
米軍の補給艦とツーショット。そういえば後ろの補給艦は第二海堡クルーズに行く途中にもいましたね。あの辺りをうろうろしているのかしら?
AS-405ちよだ。潜水艦救難母艦で、潜水艇運用機能・潜水作業支援機能を有しており、何らかの原因により浮上できなくなった潜水艦の乗員を救助するための機能を有しています。
また、艦これでもおなじみ旧海軍潜水艦母艦「大鯨」と同様の機能を有しており、潜水艦1隻分80名分の宿泊施設、ミサイル、魚雷、糧食、燃料、真水の補給物資、潜水艦への給電と充電を可能とのこと。
このちよだですが、艦齢が30年近いため、後継艦の配備をもって引退させるようです。
ちなみにごむをじさんは艦これにおいては、龍鳳改・龍鳳・大鯨の3隻からなる「大鯨これくしょん」を有していますw。
今年の7月1日に除籍になった、やえやま型掃海艦の元掃海艇「つしま」。やえやま型掃海艦は磁気反応型機雷を避けるため船体が木造で造られており、世界最大級の木造船です。
レーダーや機雷破壊用の機関銃などは外されていました。以前軍港クールズでここを訪れた時は潜水艦が係留されていました。そのうちひっそりと処分されてるのでしょう。
こちらも6月28に除籍となったやえやま型掃海艦のネームシップ、元掃海艇「やえやま」。木造のため艦齢は一般の護衛艦より10年程短い(護衛艦はおよそ30年)そうで、このサイズの木造船を作れる職人さんが全国に5人程度しかおらず、一番若い人でも80代前半と高齢化が進んでいるため、今後木造の掃海艇は建造されることはないそうです。
えのしま型掃海艇以降、船体構造が繊維強化プラスチック(FRP)になっています。
やえやま型掃海艦の3番艦MSO-303はちじょう。この艦は先のやえやま・つしまより竣工が1年後だったためまだ除籍されていませんが、来年には引退するそうです。
逸見にはいずもが停泊していました。もう今年何回見たか覚えていませんが、まぁいつ見てもでかいですねw。
接岸する潜水艦は何回か見たことがあるのですが、湾外を航行する潜水艦を見たのは生まれてはじめだったので、貴重な経験ができたと思います。