今年もこの季節がやってきました。毎年この時期に開催されるファミリーマートのチョコミントフェアを、私はひそかに楽しみにしています。
コンビニスイーツの中でも、チョコミントは特別な存在です。普段、おやつを食べる習慣はほとんどないのですが、このフェアだけは別。チョコミントの爽やかさとチョコレートの甘さが織りなすハーモニーは、私にとって日々のささやかなご褒美なのです。
今年も心躍らせながらファミリーマートに足を運びました。狙いはもちろん、チョコミント商品すべてです。
すでにチョコミントシューは先日堪能済みでした。あの絶妙なバランスは、期待を裏切らない安定のおいしさでしたね。今回は、それ以外のチョコミント商品をすべて買い占めることにしました。
レジに並ぶ私のカゴの中は、ミントグリーンのパッケージで埋め尽くされていました。
ふふ・・・、はい・・・。
見た目にも鮮やかなチョコミントのラインナップ。
賞味期限が短いものから順にいただくのが私のルールです。ということで早速チョコミントサンドイッチをいただきました。
たっぷりチョコミントクリームがサンドされていて、アイスコーヒーとの相性が良かったです。
しばらくの間、私のおやつタイムはチョコミント一色になるでしょう。
こうして目の前のチョコミントスイーツを眺めていると、ふと、ある疑問が頭をよぎります。
「将来、海外移住したらチョコミントを気軽に食べられなくなるのだろうか?」
日本ほどチョコミント文化が浸透している国は、そう多くないかもしれません。海外のスーパーマーケットで、これほど多くのチョコミントスイーツが並ぶ光景を見ることは、まずないでしょう。もしかしたら、海外では、この爽やかな清涼感とチョコレートの組み合わせが「異端」と見なされることすらあるかもしれませんね。
考えてみれば、これまで意識することなく手に入れていたものが、海外に出れば簡単に手に入らなくなる、というのはよくある話です。日本にいる間は当たり前だったことが、海外では特別なことになったり、あるいは全く存在しなかったり。
それでも、私にとっての優先度は、やはり海外移住です。チョコミントが食べられなくなるからといって、その歩みを止める障害には、決してなりません。むしろ、もし海外でチョコミントを見つけたとしたら、それはきっと、日本で食べるよりも、もっと特別な、喜びを感じる瞬間になるでしょう。
見慣れない場所で、ふと故郷を思い出すような、そんな懐かしさや発見の喜び。もしかしたら、それが海外生活の醍醐味の一つなのかもしれません。
SNSを見ていると、常に新しい情報が飛び交い、知らない間に多くの情報を目にしています。それはそれで便利なのですが、自分の興味のあるものが中心になりがちで、なかなか新しい視点を得にくいと感じることもあります。
そんな中で、毎年この時期に現れるファミリーマートのチョコミントフェアは、私にとって季節の変わり目を告げる、ささやかながらも確かなイベントです。そして、このチョコミント一つから、海外での生活や、人生の優先順位について思いを巡らせることができたのは、私にとって新しい発見でした。