友人に誘われ、「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 3rd Live Tour TRI TRI UNITY!!! Day1」に参加してきました。 これまでフェスライブで他のアーティストと共演する形でしかラブライブのパフォーマンスを見たことがなかった私にとって、ラブライブ単独のライブは完全に初体験です。実は「Link Link Love Live」をインストールしたものの、一度もプレイしたことがないほどの初心者でしたが、そんな私の予想を大きく超える、新鮮な体験が待ち受けていました。
蓮ノ空ライブへの準備
今回のライブ参加が決まってから、まず行ったのは楽曲の予習です。私が知っている楽曲は初期のものばかりだったため、Spotifyのプレイリストを活用し、ここ一か月で集中的に楽曲を聴き込みました。 通勤中や作業中のBGMとして聴き続けた結果、曲ごとの特徴や魅力を少しずつ理解できるようになり、ライブ本番が楽しみになってきました。
当日の現場で感じたこと
会場に着つき、着席して周りを見渡して感じたのは、観客の若さとエネルギーです。アイマスの現場とは明らかに異なる雰囲気で、観客同士が一体となって盛り上がる姿が印象的でした。特に印象に残ったのは、観客のレスポンスと熱量です。アイマスではプロデューサーとしての矜持が求められ、コンテンツに対して真剣に向き合う姿勢が重視される一方で、蓮ノ空の現場では「楽しむ」というシンプルな目的が前面に出ていたように感じました。
蓮ノ空ライブは、私にとって「贅沢なアニクラ」のような感覚でした。キャストの生歌を聴きながら、パフォーマンスを堪能し、音楽に身を委ねて揺れる時間。それは、アイマスの現場で感じる「プロデューサーとしての責任感」から解放された、純粋な楽しさでした。普段いかに思想的な縛りや無言の圧力に囚われていたかを痛感しました。
今回のライブ体験を通じて感じたのは、オタク文化の多様性と、それぞれの現場ごとの特性の違いです。アイマスもラブライブも、それぞれの良さがありますが、自分にとってどちらが居心地が良いかは個人の感覚次第だと再認識しました。
個人的には、今回のライブで得た満足感は非常に大きかったものの、同じ形式のライブに頻繁に足を運ぶことはないかもしれません。それはラブライブだからというわけではなく、アイマスも含めて今後の現地参加は厳選する方針を立てたためです。音楽と自分のペースで向き合いながら、適度な距離感で楽しむスタイルを続けていこうと思います。
多くの気付き得たライブ
今回の蓮ノ空ライブ参加は、音楽と楽しむ姿勢の新しい可能性を教えてくれた貴重な体験でした。ライブ文化の多様性を知り、それぞれの現場の良さを尊重することで、より広い視点を持てるようになったと感じます。今後も自分なりの楽しみ方を模索しつつ、新しい体験に積極的に挑戦していきたいと思います。