帰省中に、弟から手作りのレザークラフト作品を受け取りました。どうやら最近の趣味らしく、財布やスマートフォンケースなども作っているそうです。 その中で「初期の作品」だという小さなポーチを押し付けられる形で受け取りました。使い道がないから、というのが本音でしょう。
ただ、私にはこのポーチを使う明確な目的がありました。ライブやイベントで使うペンライトを入れるのに、ちょうどよさそうだったのです。 実際に試してみると、予想通りサイズがピッタリ。3~4本しか入らないものの、今や多くの現場で使用が制限されている「UO(ウルトラオレンジ)」を持ち歩く必要がないため、これで十分だと思えます。 ベルトを通して腰に装着できる点も実用的で、次の現場では早速使ってみようと考えています。
それにしても、こうした手作りの革製品には独特の温かみがありますね。長年使ってきた財布がそろそろボロボロになり、新調を考えていたところだったので、弟にオーダーしてみるのも悪くないかもしれません。
実家にいる間、こんなふうに家族との接点が少しでも心地よいものになると、帰省そのものの意味も少し変わる気がします。家族全体へのわだかまりは相変わらずですが、こうした小さなやりとりをすることで、自分自身との折り合いも少しずつつけていけるのかもしれません。