海外移住を夢から現実へ

戦略的アプローチで未来を切り拓く

海外移住を夢から現実へ

3年以内の海外移住を達成するため、実行可能な戦略と戦術を立案しました。実行可能であることに重点を置いたのは、計画を立てるだけでは意味がないからです。
これまで具体的な計画を立てずなんとなく行動してきました。その結果がこれです。目標に対して明確な戦略と具体的な戦術を立て、それを着実に実行していかなければなりません。そのため、まずは戦略と戦術を具体的に検討しました。
「アレもこれも」と手を広げると、結局はどれも中途半端に終わってしまうことはよくあることです。そこで、海外移住を軸に据えた計画に絞り込み、確実に実行できる内容に落とし込みました。この計画を実行することで、移住の目標に向かって一歩一歩進んでいきたいと思います。

目標に対する戦略および戦術

英語学習の継続

英語学習の継続

  • 毎日の学習ルーチンの確立。スピーキング・リスニング・ライティングをバランスよく行う。
  • 継続的な学習は小さな習慣の積み重ねによって可能になる。短時間でも毎日行うことで習慣化しやすくなる。バランスよく行うことで学習内容の偏りを改善する。

英語ブログの更新頻度を定期化

  • 記事ネタのストックを作り、定期更新を可能にする。
  • 定期更新により検索エンジンでの評価が向上し、ブログを通じて人脈形成や収益化の可能性が高まる。

SNS再開(英語限定)

  • 有益な情報発信を中心に、英語圏の人々と交流する。
  • SNSでの発信や交流により、人脈を形成し、英語運用能力を実際に使う環境を確保する。

移住情報と移住先での仕事確保

移住情報の収集

戦術:
  • 各国の移住制度の公式サイトをチェック。
  • 必要な資格、書類リストや費用をスプレッドシート(Excel)で管理。

ビジネスパートナー探し

戦略:

自身の警戒心を考慮しつつ、信頼できる相手を選ぶためのアプローチを分散させ、段階的に関係を深める。

戦術:

英語ブログを活用し、自身のスキルや興味を発信しアピールする。

海外での収入源(仕事)確保

戦術:
  • 英語ブログを活用し、自身のスキルや興味を発信しアピールする。
  • LinkedInの活用...過去の実績やポートフォリオを英語で整理し、LinkedInに掲載。

海外企業への転職活動

戦略:

海外の求人情報に焦点を絞り、ターゲットを明確にする。

戦術:
  • IndeedやLinkedInで、英語圏の求人を毎日チェック。
  • 職務経歴書やカバーレターを英語で準備し、応募に備える。

ブログの収益化およびブログ運営の強化

ブログ運営の強化

戦略:
  • 読者層を分析し、SEO対策を重視した記事を継続的に公開。
  • 記事ネタのストックを作り、定期更新を可能にする。
  • 英語学習体験や移住準備に関する具体的テーマを選定し、シリーズ記事化。
戦術:
  • Google Analyticsでトラフィックを分析し、人気記事の傾向を把握する。
  • 月に2本以上、収益化を意識した記事を投稿。

ブログ収益の段階的向上

収入額をチェックしたうえで施策を実施する。第一フェーズで月1万円、第二フェーズで月3万円の達成を目標にする。

貯蓄目標達成とキャッシュレス活用

貯蓄目標を段階的に設定

戦略:

毎月一定額を強制的に貯金し、収支を管理。ただし高負荷を避けるため、生活費や趣味に一定の予算を確保する。

戦術:
  • 移住準備金・旅費・生活費をExcelまたはアプリで管理。
  • 毎月の余剰金を積立NISAや定期預金に振り分け。
  • 特定用途の費用を別口座で管理し、使い込まないようにする。

キャッシュレスへの移行

戦術:普段の買い物をヨドバシカメラやAmazonのポイントカードで決済してポイントを貯め、そのポイントを活用することで直接的な出費を抑え、貯蓄効率を高める。

慎重な性格を活かし、確実に移住への道を歩む

より具体的な目標を立て、それに向けて戦略を練りました。これらの戦略目標を毎月末に見直しながら進めて行きます。
しかし、私の慎重な性格のせいか、新しいことを始めようとすると、無意識のうちにリミッターが作動し、前に進もうとする足を止めてしまうことがあります。このリミッターは一見、安全装置のように見えます。実際、無謀な挑戦を避けることで大きな失敗を防ぐ役割を果たしてきました。しかし、その一方で、私はその場に留まり続け、人生を前に進められないでいるのです。

人間には、生存のために変化を止めようとする機能が備わっていると聞いたことがあります。顕在意識と呼ばれるものでしょうか。それは、原因不明の体調不良を引き起こしてでも変化を阻止しようとしてくるらしいですね。実際、私は慢性的な倦怠感や眠気に悩まされていますが、これも顕在意識による「変化の阻止行動」の一環なのかもしれません。 もしこれらの症状が顕在意識によるものだとすれば、それを認識した上で対処する必要があります。症状が現れるたびに、「それでどうした?」とおちょくるような気持ちで徹底的に無視することを意識していきたいと思います。顕在意識がどれだけ頑張って変化を阻止しようとしても、それに振り回されるわけにはいきませんから。

しかし、HSP(Highly Sensitive Person)の気質を持つ私にとって、リミッターを壊すという行為は極めて困難な挑戦です。特に人間関係ではストレスを感じることが多く、人と関わろうとするだけで心が消耗してしまいます。それでも「リミッターを壊さなければ」と考えるのは、海外移住という目標を達成するためには、人脈を築く必要があるからです。
ただ、すべてのリミッターを破壊する必要が本当にあるのか、とも思います。たとえば英語学習やブログの更新、サイト収益化、そして貯蓄といった活動は、人間関係を伴わないものです。他人の目や評価を気にする必要がない場面では、現状維持を促すリミッターはむしろ妨げになります。このような場合には、積極的にリミッターを解除して、前に進むべきだと感じています。

一方で、人間関係は非常にリスクが高い分野です。選択を誤れば、自分自身を大きく傷つけることにもなりかねません。だからこそ、人脈を構築する際にはある程度の警戒心というリミッターを設ける必要があると思います。このリミッターがあれば、不要なトラブルを避けつつ、自分を守りながら関係を築くことができるでしょう。
つまり、リミッターは状況に応じて使い分けるべきです。自分の変化を阻むような体や心のリミッターは解除して無視する一方で、人間関係においては適切な警戒心を保つためのリミッターを維持することが重要だと考えています。

私はこのままここに居続けてはいけないと思っています。人生を変えるには、今がその時期なのではないでしょうか。就職氷河期を生き抜いてきた世代として、私はこの日本社会で「自己責任」の名のもと切り捨てられ、冷遇され続けてきました。努力しても報われない、未来に希望を持てない、それが私が感じている現実です。
そんな社会に縛られたまま人生の終わりを迎えるのは嫌です。この鬱屈した場所から飛び出し、海外で新しい景色を見て、新しい生活を始めたいと考えています。体がまだ動くうちに、現状を変える一歩を踏み出したいのです。

昨年、外国人の彼女ができました。彼女は、これまで日本社会で「欠陥品」とされてきた私をそのまま受け入れてくれる存在です。彼女の存在は、私がもう一度人生を見つめ直すきっかけとなりました。彼女と一緒に新しい生活を築くこと、それが私の中での新たな目標となりつつあります。
正直なところ、私は長生きしたいとは思っていません。日本社会での冷遇に嫌気が差し、もう何も期待しない方が楽だと考えていました。しかし、彼女のことを思うと、そうも簡単に割り切ることはできなくなっています。もう少しだけ踏ん張ってみようと思っています。

氷河期中年男性にとって、海外移住は夢物語のように聞こえるかもしれません。しかし、目標を立て、それに向けて戦略を練ることで道は開けるはずです。慎重な性格やリミッターの存在を無理に否定する必要はありません。それらを活かしつつ、自分に合った方法で前に進むことが大切なのではないでしょうか。
日本社会の冷たい現実に息苦しさを感じているなら、一度「外の世界」を見てみるのも悪くないかもしれません。新しい場所で新しい自分を見つける。そんな未来を描きながら、今日も私は少しずつ歩みを進めています。

Newer
Older
Dark
Light
menu