呉海軍墓地合同追悼式に参列しました-ごむをじさんの呉遠征2016 1日目

呉海軍墓地合同追悼式に参列し、この地に眠る多くの英霊に追悼の祈りを捧げてきました。

呉海軍墓地合同追悼式に参列しました-ごむをじさんの呉遠征2016 1日目

呉駅からバスで長迫公園(海軍墓地)へ移動しました。呉海軍墓地の合同慰霊祭に参加するためです。 2016-09-27_001.jpg とある人との出会いがきっかけで、同行者の青葉さんとぼくが誘われたと言うわけです。

うちの祖父は父方も母方も両方陸軍でした。父方の祖父はぼくが生まれる前に他界していたので祖母から聞いた話でしか知らないのですが、どうやら南方で負傷して帰国し、傷が癒えた後は軍隊には戻らず終戦まで工場で働いていたようです。

海軍墓地ということで、艦船はもちろん海軍航空隊や島守備隊等、多くの英霊が祀られています。
海上自衛隊も全面的に協力していて、演奏や弔銃発射などを行っていました。

艦船や部隊ごとに関係者が集まり、個別に線香やお供え物を手向けていました。式典が終わった後、第十七駆逐隊の慰霊祭に参加させていただきました。 2016-09-27_002.jpg 第十七駆逐隊は呉鎮守府籍の「浦風・磯風・浜風・谷風」で編成。戦争後半に「雪風・初霜」を編入した部隊で、あのゲームでもおなじみですね。

そして青葉さんはついに青葉会(重巡青葉の遺族会)の前会長との面会を果たしました。 2016-09-27_003.jpg ぼくは青葉さんのアシスタントということで紹介していただいたのですが、趣味用の名刺しか持っていなかったので交換することができませんでした。本名を記載した名刺も作っておくんだった・・・。

終戦から71年経過し当時を知る人は年々少なくなっています。戦争という死が隣り合わせの非現実の中で、現場の将兵は何を考え行動していたのか?歴史に埋もれがちなそういった人の経験を聞き取り、後世に残すことは重要だと思った次第です。

togetterに時系列でまとめてますのでそちらもどうぞ。
ごむをじさんの呉遠征2016-1日目