錦帯橋

同じ場所なのに新鮮だった——何年かぶりの錦帯橋

錦帯橋

山口県岩国市にある「錦帯橋(きんたいきょう)」は、日本三名橋のひとつとして知られる美しい木造アーチ橋です。

何年かぶりにこの場所を訪れたのですが、まるで初めて来たかのような感覚でした。 2025-04-13-101.jpg 以前に訪れた記憶はあるのに、何を見たのか、どんな気持ちだったのかが思い出せない。そんな曖昧な記憶を頼りに再訪した錦帯橋は、どこか懐かしく、でもやっぱり新鮮でした。

錦帯橋ってどんな橋?

錦帯橋は、岩国城下町と城山を結ぶために1673年に初めて架けられた五連のアーチ橋です。 2025-04-13-102.jpg 現在の橋は2004年に再建されたもので、長年の風雪や洪水などで何度も建て替えられてきました。

昔は釘を一本も使わず、木組みだけで作られていたそうですが、現在では強度を高めるために一部に鉄製のプレートなども使われています。 2025-04-13-103.jpg それでも、外観は当時の姿を忠実に再現していて、職人の技が随所に感じられます。

橋を渡るには、往復で310円の通行料がかかりますが、その景観や雰囲気は料金以上の価値があります。晴れた日の橋の上から眺める錦川の流れと周囲の自然は、心がやすらぎます。

ゆっくり歩くと見える景色がある

この日は天気に恵まれていたこともあり、橋の上をゆっくりと歩きました。 2025-04-13-106.jpg

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観光地は、一度行くと満足してしまうことが多いです。でも、こうして時間が経ってから再訪すると、以前とは違うものが見える。年齢を重ねた分だけ、感じ方も変わるのかもしれません。 2025-04-13-107.jpg同じ場所でも、違う景色が見えるというのは、不思議で面白いものですね。

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