久里浜にやってまいりました。このあたりは旧海軍が保有していた場所で、海軍ゆかりのものがいくつかあるそうです。それでもかなり減ってきたということですが・・・。
元自衛官で、護衛艦で勤務されていた方に案内していただきました。
ここには海軍工作神社があります。この神社は海軍工作学校関連の戦没者を弔う目的で作られ、元は旧海軍の敷地内にあったそうですが、敗戦でGHQに用地接収された際にここに移築されたとのこと。旧海軍の工作艦「明石」とも縁が深いそうです。
八幡神社本殿の右側にひっそりと祭られています。知っていなければ気が付かないんじゃないかな・・・。
八幡神社と書かれた石碑。
その裏には「皇紀二千六百年」とあります。この年は神武天皇即位紀元(皇紀)2600年を祝う行事がいろいろと行われたようです。西暦1940年。昭和15年のことです。
海軍工作学校跡地の碑があるということで、徒歩で向かいました。GHQから返還された後は学校や住宅地として整備され、当時をしのぶものはほとんど残っていないようです。
途中「ペルリ上陸記念碑道」という石碑を発見しました。
明治41年10月18日に建設されたようです。
海軍工作学校跡の碑へきました。ここでは艦船の工作術・ダメージコントロール・築城術・設営術、航空機整備術についての高等教育を行っていたとのこと。久里浜から電車で衣笠に移動しました。商店街を抜け光心寺へ。ここには「軍艦比叡鎮魂碑」があります。
光心寺の隣にある「はまゆう会館」で比叡展をやっていたということもあり、普段はしまっているお堂が解放されていて、そこには木製の比叡の模型が納められていました。
軍艦比叡鎮魂碑にお参りした後比叡展を見るべく移動しました。