あさもはよから横浜の大桟橋へやってまいりました。護衛艦DDH-183いずもを見学するためです。 いつもは横須賀総監にある逸見岸壁にいるのですが、観艦式の関係で大桟橋で一般公開されていました。
大桟橋からはほぼ「いずも」の甲板と同じ位置で見ることができました。いつもは下から見上げるだけだったので、なんだか新鮮な感じがしました。
後部に配置されたCIWSとSeeRAM。ここに設置してあったんですね。通りで甲板から見えないわけだ・・・。
遠くに「おおすみ(左)」と「ましゅう(右)」が見えました。ちなみにこの「いずも」が就役する前は「ましゅう」が最大の護衛艦でした。「おおすみ」は輸送艦で「ましゅう」補給艦です。おおすみはLCACを使用して揚陸を行うそうです。
8:00前に来ていたということもあり、艦旗掲揚を動画におさめました。待っているときに雨が降っていたのですが、手荷物検査を終え乗艦する頃には雨は上がっていていました。
とりあえず甲板前部へ移動。CIWSこと高性能20mm機関砲。別名バルカンファランクス。最近これを模した、新しいいずもの妖精さんこと「ファラ男」がいるらしいのですが、今回は見つけることができませんでした。
何気なく上を見上げると「Z旗」が。Z旗は船同士の意思疎通のために用いる国際信号旗の1つで、単独で「私は引き船が欲しい」、漁場では「私は投網中である」の意を示す信号としても用います。
日本海海戦で旗艦「三笠」にZ旗を掲揚し「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」という意味を持たせたという逸話が有名ですね。
格納庫で、いずものカードをもらい、一般公開されている海外からのゲスト艦を見るため横須賀総監へ移動を開始しました。