汐入駅の近くにあるビアスタンド「seven」に立ち寄る機会がありました。
きっかけは、友人との食事の予定だったのですが、お目当てのレストランが休業中だったため、近くにある「seven」へ訪れることにしたのです。
「seven」はビール専門の立ち飲みバーで、クラフトビールや輸入ビールを豊富に取りそろえているのが特徴です。
店内には冷蔵棚があり、国内外の珍しい缶ビールがずらりと並んでいます。缶ビールを選んで会計すると、スタッフがグラスに注いで提供してくれるスタイル。1本ずつ吟味して選ぶ楽しさがあります。
この日はまず、北海道のクラフトビールを注文(銘柄をメモし忘れたのが悔やまれる)。
苦味と香りのバランスがよく、おつまみに注文したわさび枝豆とチーズとの相性も抜群でした。
続いて注文したのは、「Arida River Runs Through It」という銘柄のビール。
ショコラ・オレンジをイメージした黒ビールで、見た目から濃厚そうな印象を受けましたが、甘すぎず、しっかりとビールらしさが感じられる味でした。ビアカクテルとは異なり、甘ったるさがないので食事ともよく合います。
このビールにはフライドポテトを合わせて、のんびりと楽しみました。
ふと気づくと、店内には米軍基地関係と思われる外国人客が多く、日本人と半々くらいの割合でした。英語が飛び交う空間に身を置くだけで、まるで海外のバーにいるような気分になれるのも、このお店の魅力かもしれません。
友人にセブ旅行のお土産としてドライマンゴーを手渡しながら、旅の話をあれこれと語っていると、あっという間に時間が過ぎていきました。
私自身はあまりお酒に強くないため、頻繁には飲みに行きませんが、こうした雰囲気の良いお店で、1〜2杯だけ軽く楽しむのは気分転換にちょうどよいと感じました。食事の後にもう少し話したい、というときの2軒目としても最適です。
缶ビール1本からでも気軽に楽しめて、ちょっとした海外気分も味わえる、そんな不思議な場所です。