英語学習を始めるにあたって、「何から手をつけるべきか?」と迷う人は多い気がします。中年男性にとって、今から新しいスキルを身につけることは一筋縄ではいかないものです。しかし、海外移住を目指すなら英語は避けて通れません。
いろんな学習方法があるかと思いますが、私はアプリやテキスト等を組み合わせて取り組んでいます。
DiQt:愚直な反復による単語習得
DiQtは、株式会社BooQsが提供している辞書&単語帳サービスで、私は有料プランに加入し単語帳として利用しています。単語帳は英単語を日本語に、日本語を英単語に変換する4択クイズ形式のアプリです。私はほぼ毎日これに取り組んでいます。 しかし、どうしても覚えられない単語がいくつかあります。何度繰り返しても頭から抜けてしまう単語に対しては、「100回やってもダメなら1000回やる」というスタンスで挑戦中です。効率を求めず、ただひたすら反復することで、記憶を定着させようとしています。
Duolingo:有料プランでの文法強化
言語学習アプリとして有名なDuolingoは、有料プランで活用しています。忙しい日はスピーキングのみに絞ることもありますが、基本的には文法クイズを中心に取り組んでいます。 以前は初歩的な問題でも頻繁に間違えていましたが、外国人の彼女と付き合い始めたことで、自分で考える癖がつき、正答率が上がってきました。小さな成功体験を積み重ねながら、日々の成長を感じています。
文法:基礎を徹底的に復習
現在、文法学習に最も注力しています。使用している教材は『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』で、何度も繰り返し取り組んでいます。 私は記憶力が悪いため、効率を気にせず、回数を重ねることにしています。効率的な学習法を追い求めることは諦め、体に染みつくまで愚直に続けると決めました。
パターン学習:応用力を鍛えるための多角的アプローチ
単語やフレーズを丸暗記してしまう傾向があり、応用力に欠けることが自分の課題です。そのため、パターン系の教材を複数用意し、異なる文脈で語彙を増やす取り組みをしています。 単純な暗記ではなく、さまざまな状況で使えるようにすることが目標です。
リスニング:日常会話と動画による耳慣らし
彼女との日常会話で少しずつリスニング力が向上していますが、まだ聞き取れない部分が多くあります。そのため、YouTubeのリスニング動画を活用し、耳を慣らす訓練を続けています。実際の会話と動画を組み合わせることで、さまざまなアクセントやスピードに対応できるようになりたいと考えています。
ただし、リスニングをBGM代わりに聞き流すのは、私のような初心者には向いていません。聞き取ることに集中しないと、ただの雑音になってしまうからです。しっかり意識して聞くことが、リスニング力を伸ばす鍵だと感じています。
オンラインレッスン:コミュニケーション力の強化
彼女と知り合う前から、週2回のオンライン英会話レッスンを続けています。彼女とのオンライン通話やメッセージのやり取りが増えたことで「もうやめてもいいのでは?」と思うこともありました。しかし、さまざまな人と話すことで語彙やリスニング力が向上し、同時にコミュニケーションの幅も広がることを期待して継続しています。
異なるアクセントや話し方に触れることで、リスニングの応用力がつき、会話の場面ごとに適応する力も鍛えられています。また、普段からいろいろな人と話す癖をつけることで、彼女とのコミュニケーション以外でも自然な英語が話せるようになるのが目標です。
オンラインレッスンは実践的なスキルを磨くための場と位置づけて、今後も継続していくつもりです。
焦りからの脱却と無理のない継続
今の目標は日常会話でのコミュニケーション能力を高めることです。そのため、資格取得は特に考えていません。自信がついたときに挑戦しても遅くはないと思っています。
英語学習を始めたころは、焦りから詰め込みすぎたり、自分に過度なプレッシャーをかけたりして、自己嫌悪に陥ることもありました。その結果、継続できない日が続いたこともあります。しかし今では、無理のないペースで日々学習を続けることができています。
これまでの英語学習は、どこか机上の空論のような部分があり、海外移住という目標も漠然としていました。しかし、外国人の彼女ができたことで、海外移住がより具体的な目標となり、モチベーションが大きく向上しました。そのおかげで、毎日継続して取り組めています。
身も蓋もない言い方ですが、英語圏の外国人パートナーを得ることが、案外一番効果的な英語力の伸ばす方法かもしれません。