3月5日はコロンバンガラ島輸送作戦にともなうビラ・スタンモーア夜戦にて駆逐艦「峯雲」と「村雨」が撃沈された日(1943年3月5日)です。
峯雲は朝潮型駆逐艦の8番艦、村雨は白露型駆逐艦の3番艦で、ともに藤永田造船所で建造された駆逐艦です。共に横須賀に慰霊碑があるのでお参りしてきました。
駆逐艦「峯雲」の慰霊碑は満昌寺と言うお寺にあります。 戦没日にここを訪れたのは我々以外にはいなかったようです。私は水と豆まんじゅうをお供えし黙祷しました。艦これで実装されたらここを訪れる人もいるかもしれませんね。
満昌寺から観音崎へ移動しました。駆逐艦「村雨」の慰霊碑は海岸のすぐそばにあります。
元乗組員とそのご遺族を迎え、慰霊碑の最寄りにある鴨居八幡神社の神主さんによって慰霊祭が執り行われました。昨年は、護衛艦「むらさめ」が横須賀にいたので「むらさめ」の関係者も参列したようです。元乗組員の方の取り計らいによって私も玉串を捧げることができました。
合同ではく、単艦で慰霊祭が行われているのは「村雨」「雲龍」「伊勢」の3隻のみだそうです。
信濃を偲ぶ会は去年解散しました。今は遺族会をどう残していくかというのが課題になっているそうで、元乗組員の子や孫が参加できるように日時を調整するなどしているそうです。私の祖父は父方も母方も陸軍だったので直接は無関係です。しかし、こういった集いに出席して先人の歴史を語り継ぐのも大事なことなのかなと感じました。