最近、旧海軍の糧食について調べていたのですが、その中でよく「牛肉の大和煮」というメニューがちょいちょい出てくるので気になっていました。当時は缶詰で提供されていたようで、今でもスーパー等で普通に缶詰で売られています。wikiで調べてみると「大和煮」というは獣肉の調理法で、砂糖・醤油や生姜などの香辛料で濃く味付けをした煮物のこと。明治になったから生まれた料理だそうです。もっと昔からあるのかと思ったらわりと最近でした。明治以降、獣肉を一般的に流通するようになり、クセの強い獣肉の味を消すためにこのような濃い味付けになったようです。
旧海軍では牛肉の大和煮の缶詰をそのまま提供する場合、献立名は「牛肉の大和煮缶詰そのまま」だったそうです、身もふたもないネーミングですね。 缶詰を買って食べてもよかったのですが、せっかくなので調理してみました。レシピは当時のものではないです。クックパッドで適当に漁ったレシピを元に材料をそろえ調理してみることにしました。材料
- 牛肉・・・適当(300gくらい)
- 生姜・・・1かけを半分
- 酒(料理酒)・・・100cc
- 醤油・・・50cc
- 砂糖・・・大さじ4杯
調理
取り敢えずメインの牛肉と味付け用の生姜。牛肉はカレー・シチュー用のものものを用意しました。
生姜は千切りに、牛肉は1cm角程度に切ったら油をひいたフライパンに投入。
いい感じになったところで、酒100cc、醤油50cc、砂糖大さじ4杯を投入。
お皿に盛りつけていただきました。お味はいい感じに甘辛く、ごはんとよく合いました。
これは料理初心者でも簡単に作れますね。1回では食べきれなかったので、残りはラップして明日食べることにしました。