海上自衛隊 第2術科学校オープンスクールにやってまいりました。
門近くでスタンプラリーの用紙をもらい、早速施設内を徘徊することにしました。
まず目についたのが分解されたエンジンのパーツ類、学生はエンジンを一度をばらしてそれを元通りに戻す作業をするそうです。ガンプラ作っていてたまに部品を余らせて焦ることがある私には無理ですねw。
潜水艦用エンジン「川崎MAN-V6V」潜水艦はディーゼルエンジンと蓄電池のハイブリッドでしたっけ?呉のあきしお見学したときに潜水艦艦内はバッテリーだらけだと聞いたような記憶があります。
あぶくま型護衛艦に搭載されているディーゼルエンジン「S12U-MTK」水冷、4サイクル、排気ターボ過給機、空気冷却器付。
エンジンの起動と停止を体験することができました。左のバーをボタンを押しながら前に押すとエンジンに空気が送られ準備完了、そして左のバーをオレンジの線まで奥に押すと燃料がエンジンに送られ起動します。こういうのはね、早く手を挙げたもの勝ちなのですよ。
次はガスタービンエンジンの見学です。きり型護衛艦に搭載されているエンジンだそうです。横須賀にいる艦艇だと「DD-152やまぎり」「DD-153ゆうぎり」が該当すると思います。あ「DD-158うみぎり」はゴジラ×メカゴジラに出てくるよ。
ガスタービンエンジンの出力は1台13500馬力、これを4台搭載することで54000馬力、全長137m・全幅15m・基準排水量約3,500トンの船体を約30ノットで航行することができるそうです。
ガスタービンエンジンの操作盤。
水動力計。この装備は護衛艦にはないそうです。実際はエンジンの後ろに減速装置、軸・プロペラが取り付けられており、プロペラが回転することで抵抗が発生するのですが、この装置はプロペラに代わる抵抗装置として取り付けられているとのこと。
ということで一通りエンジンを見て回りました。次回に続きます。