いつもは牛乳で割っている抹茶パウダーを、パンケーキの生地に混ぜてみました。分量は目分量です。焼き上がりは少しくすんだ緑で、口に入れるとほのかに抹茶の風味が残ります。
強く主張してくるわけではなく、甘さの後ろに一枚敷いてあるような感じでした。毎回こうするつもりはありませんが、たまにこういうアレンジをしてみるのは悪くないと思いました。
焼いたパンケーキをつまみながら、自分用に作ったシステムをいじっていました。外出しない日はだいたいこんな過ごし方になります。
そのシステムについては以前も書いたかもしれません。動画管理システムで、「流光独画」という名前を付けて運用しています。スマホやiPadで撮った動画を、ただアップロードするだけのサイトです。動画再生はできますが、それ以上の機能はありません。自分の用途に特化して作っているので、他の人が使って便利だと感じる場面はおそらくないと思います。
わざわざYouTubeにアップロードする理由が、自分にはありませんでした。再生数や登録者数の数字が視界に入る場所に、自分の撮った動画を置きたくなかった。承認欲求のようなものから距離を置きたかったですし、たとえ自分にその気がなくても、そう受け取られること自体が嫌でした。自分の手元でコントロールしておきたい、というのが動機です。
もうひとつ、単純に面倒だったという理由があります。このブログに動画を載せるとき、ファイルをアップロードして、動画のリンクを設定して、という手順を毎回踏む必要がありました。一回一回は数分の作業ですが、それが積み重なると、動画を載せること自体をやめてしまいます。実際、面倒くさくて動画を載せないこともありました。流光独画を作ってからは、その手間がかなり減りました。ブログに動画を置くことへの抵抗がなくなったのは、それだけで十分な成果だと感じています。
これまでは、面倒だと気づいていても、解決するだけのスキルが自分になかった。実装したい形は頭にあるのに、そこに至る道筋が引けませんでした。AIを使うようになってから、そのあたりの距離が明確に縮まりました。設計の勘所を確認しながら、詰まったところを都度埋めていけば、個人が自分のために作る程度の規模のものは形になります。大きな変化だと思っています。
本業でも、AIを使って楽をするための仕組みを作っています。それと同じことを、個人のプロダクトでも続けていくつもりです。自分が面倒だと思ったところを一つずつ潰していくために。