買い物に出かけたはいいものの、外は思っていた以上に暑い日でした。用事はそれほど多くありません。それでも歩いているうちに、これ以上ここにいても仕方がないという気分になりました。
久しぶりにフィリピンレストランに立ち寄りました。何か食べようかと思ったのですが、暑さのせいか、固形のものを噛む気になれません。冷たいものが欲しくなりました。
ハロハロ、ではなくマンゴーグラハムを頼みました。
マンゴーグラハムは、マンゴーのパフェのようなものです。砕いたグラハムビスケットとクリーム、それにマンゴーが層になっています。日本の喫茶店で出てくるパフェよりも、もう少し素朴な見た目をしています。冷たいものが喉を通っていく感覚があって、それだけで店に入った意味はありました。
マスターとママさんが話しかけてくれたので、今年の五月にセブへ行ったときの話をしました。どこに泊まったか、どの道が混んでいたか、そういった細かい話です。向こうも現地の事情を知っているので、情報交換のような形になりました。私が知らなかったことも、いくつか出てきました。
パートナーの話もしました。込み入ったことは話していません。聞かれたことに、そのまま答えた程度です。
食べながら、ふと思いました。セブに行くとハロハロは食べます。屋台でも店でも、たいてい目に入るところに置いてあるので、自然とそうなります。けれど現地でマンゴーグラハムを食べた記憶がありません。あちらでも珍しいものではないはずですが、私は選んでこなかったようです。
店を出ると、まだ暑いままでしたが、冷たいものを一杯入れただけで、歩き出す気にはなりました。