友人と食事をすることになり、その前に赤レンガ付近を散策していたのですが「工作船展示館」という建物をみつけ気になったので入ってみました。
工作船と聞いてこんな感じの船を想像していたのですが、 そんなわけもなくこっちの方の船でした。当時ひっきりなしにニュースでやってましたね。漁船に偽装した彼の国の特殊工作船です。こんなところに保存されていたのですね。
携行式の地対空ミサイルや無反動砲を積んでいてたみたいですね。そういえば巡視船がロケット弾を撃たれたっていうのはなんとなく覚えています。
さすがというかなんというか、「自爆スイッチ」が取り付けられていたようです。最後は自爆して轟沈したとのことなので、このボタンを押したのでしょう...。
MZは宮崎を意味するらしく、宮崎県所属の漁船に偽装していたようです。
船の後部。ここは観音開きになっていて、ここには小型艇が積んであったとのこと。
ゴムボートや潜入用?の水中スクーターも積んであって、これはもうスパイする気満々ですね...。
船自体の防御力はほとんどなかったようで、巡視船が放った銃弾は貫通していました。こっちから入って...。
見学は無料で、案内のおじさんに一言声をかければ撮影もOKのようなので、気になる人は行ってみてはいかがでしょうか?