毎回いろんなサーバにオープンソースと呼ばれるもののインストールを依頼されるのですが、今回は新規に購入したサーバ(CentOS5.4)へAipo5をインストールしてくれというものでした。
まぁ前回経験済みなのでたいした時間はかからないだろうと踏んでいましたが、思わぬところで詰まってしまいました。それはインストール後、Aipoを起動させ表示されたURLにアクセスしてもエラーメッセージが表示されるというものです。
URL: http://localhost:80/aipo/
そもそも80ポートはApacheが使用しているのでこれは完全に競合しています。
そこでAipoをアンインストール後、81ポートでインストールされるように設定し、再度インストールを実施しました。
Aipoのアンインストール
アンインストールはコチラの掲示板にあった方法で実施。
1.Aipoの停止
# cd /usr/local/aipo/bin
# sh shutdown.sh
2.Aipoフォルダの削除
# rm -rf /usr/local/aipo
3.データベース接続用ユーザーの削除(インストール時に作成されるユーザー[aipo_postgres]を削除)
# userdel -r aipo_postgres
アンインストールしたら、再度インストール作業を実施。
(解凍済みの「aipo5020ja_linux 」がrootディレクトリにある)
1.aipo5020ja_linux ディレクトリへ移動。
# cd aipo5020ja_linux
2.aipo5020.tar.gz ファイルを解凍
# tar zxvf aipo5020.tar.gz
3.aipoディレクトリを /usr/local へ移動。
# mv aipo /usr/local
4.インストーラーを編集
vi cd /usr/local/aipo/bin/utf8/installer.sh
441行目の「s_port_num=80」を「s_port_num=81」に修正
5./usr/local/aipo/bin ディレクトリへ移動。
# cd /usr/local/aipo/bin
6.installer.shに実行権を付与
# chmod +x installer.sh
7.インストール開始
# ./installer.sh
8.aipo起動
# ./startup.sh
下記URLへアクセス。
http://localhost:81/aipo/
今度は問題なくAipoのログイン画面が表示され問題なくログインすることが出来ましたとさ。爽快爽快・・・。