麦酒夜宴 第12夜で知り合った「堕武者グラインド」というバンドがデザインフェスタのステージで「ハードコア将棋プロレス」を旗揚げすると聞いていたので、どんなパフォーマンスを見せてくれるんだろう?とおもいつつ一番前の席を確保し、彼らのステージを待ちました。
諸々のセッティングが終わり、「ハードコア将棋プロレス」は始まりました。そもそも「ハードコア将棋」って何だよ?って話ですが、ハードコアというかデスメタル調の音楽を演奏する傍らで、ハードコア将棋名人と対戦者が淡々と将棋を指すというまったく新しいスタイルの将棋、それがハードコア将棋です。今回はそれにプロレスが融合するというさらに混沌とした展開にW。
レスラーとレフリーは日本大学プロレス研究会からの参戦。
対戦カードは下記の通り
ハードコア将棋名人・馬並勃巳(王者組)VS Agai・ロリ・コンウェイ(挑戦者)
挑戦者組はレスラーではなく棋士の方がゴングが鳴る前から相手レスラーに絡んでいくという展開にw。というかなぜAgai棋士は電マを首にかけているんでしょうか、さっぱり意味が分かりませんw。
レフリーが割って入りそれぞれの持ち場に、そして試合開始となりました。
前でプロレスが行われ、その後ろで将棋が行われていました。
途中女流棋士の方の解説が入り、それが終わると試合再開となる変則的な展開で進んでいきます。
ボーカルがシャウトし爆音が轟く中、将棋とプロレスは淡々と進んでいきます。
ヘッドバンキングするボーカル。激しすぎwまぁこれが彼らのスタイルなんですけどねw。
相方のロリ・コンウェイ選手がフォールされるとみるや、すぐにカットに入るAgai棋士w。対照的にハードコア将棋名人は相方がピンチになっても座して動かず。
ロリ・コンウェイ選手が馬並勃巳選手をフルネルソン(羽交い締め)、そこにAgai棋士がラリアットを繰り出すも寸前でかわされ誤爆w。
ロリ・コンウェイ選手のゴッチ式パイルドライバー。鈴木みのる選手がよく使う技ですね。
最後は馬並勃巳選手がロリ・コンウェイ選手から3カウントを奪い王者組の勝利。将棋とは何だったのかw
ハードコア音楽、将棋、プロレスがそれぞれ異なる時間軸で展開するというカオスなパフォーマンスは全く持って意味不明でした、が、だがそれがいい!若い頃サブカルにどっぷりハマってた私はこういうパフォーマンスは大好きです。秋のデザフェスでまたやってくれないかなw。今度はハードコア囲碁とかハードコアオセロとかハードコア軍人将棋とか見てみたいと思ったりw。なにはともあれお疲れさまでした。