74式戦車は第二世代の主力戦車で、制式採用からもう40年経過していますが未だ現役です。油気圧サスペンションによる姿勢制御が可能で、この技術は後継の90式、10式にも受け継がれています。 最新鋭の10式戦車が部隊に配属されるようになってからは、徐々に退役しているようですね。
あとは混雑が解消されるまで、軽装甲機動車に乗ったり他の展示物を見て回ったりしていました。
車両の試乗もあって、96式装輪装甲車と軽装甲機動車に試乗することができました。
同行していた青葉さんが、以前「96式装輪装甲車」に乗ったことがあるということで「軽装甲機動車」に試乗することにしました。
初めての軽装甲機動車にテンションが上がりまくりおじさん。これで駐屯地の一部を一周しました。内装はかなり簡素でしたが、壊れにくさ等を考慮すると、質実剛健な作りにした方がよいのでしょうね。
軽装甲機動車に試乗した後、10式の機能紹介ブースへ移動しました。
10式の紹介。 車長専用のスコープがあって車内から360度確認できるとのこと。
姿勢制御は74式から採用された技術ですが、これだけ角度を変えても砲身の位置が変わらないのはすごいですね。
81式短距離地対空誘導弾。 弾頭をセッテングするところまでデモを見せてくれました。
一通り見て回ったのでいよいよ74式戦車に試乗することに。74式もスウェーデンのStrv.103(Sタンク)を参考にしているだけあって低いですね。Strv.103は、車体を低くするために旋回砲塔ではなく車体にライフル砲をつけたような固定砲身ですけど・・・。
そういえば屋台の前に面白い看板が出てましたw。 なんぞこれwww 練馬駐屯地名物らしいですが、これを製作していた隊員さんは最後にこれらの作品を残して別の駐屯地に異動されたとのこと。
私たちが乗る頃には混雑は解消されていて、ほとんど待つことなく順番が回ってきました。 74式は砲塔の後ろにちょっとしたスペース?があるので、そこにカゴを取り付けてそこに乗ることになります。
何周したのかわかりませんが、耕したかのようになってましたw。
ヘルメットと軍手をしていざカゴへ。準備が完了し74式戦車は前進を開始しましたパンツァー・フォー!
しかし4DXでガルパン見たときに揺れすごいなと思いましたが、そんなものは全く比較になりませんね。空冷ディーゼルエンジンの爆音と揺れ。とくに方向を変えるときのGはすごいの一言です。試乗した後しばらくの間「74式はいいぞおじさん」になってました。
朝も早よから練馬に来た甲斐がありました。いや本当、ガルパンおじさんはこれを体験すると74式はいいぞおじさんになるんじゃないかな? 来年も是非行きたいですね。