expectパッケージ

電脳備忘録

Tripwireのパスフレーズを生成するにあたり、expectパッケージをインストールしておくことにしました。expectパッケージはランダムな文字列(パスワード)を自動生成してくれるパッケージです。OpenPNE等のオープンソース系のソフトウェアやシステムはインストール時になにかとパスフレーズ(ランダムな文字列)の入力を要求してくるので、あらかじめ入れておくと何かと便利です。

しかし、私の場合使用頻度がそんなに無いためパッケージ名や使い方を忘れてしまい、都度Google先生のお世話になっているのですがこれを機会に備忘録として残しておこうと思います。

環境

CentOS5.5 64bit版

expectパッケージのインストール

[root@localhost ~]# yum -y install expect
Loaded plugins: downloadonly, fastestmirror
Loading mirror speeds from cached hostfile
(中略)
Setting up Install Process
Resolving Dependencies
--> Running transaction check
---> Package expect.i386 0:5.43.0-5.1 set to be updated
--> Processing Dependency: libtcl8.4.so for package: expect
---> Package expect.x86_64 0:5.43.0-5.1 set to be updated
--> Running transaction check
---> Package tcl.i386 0:8.4.13-4.el5 set to be updated
--> Finished Dependency Resolution
(中略)
Installed:
expect.i386 0:5.43.0-5.1                                              expect.x86_64 0:5.43.0-5.1                                             
Dependency Installed:
tcl.i386 0:8.4.13-4.el5                                                                                                                      
Complete!
[root@localhost ~]# 

使ってみる

入力するパスフレーズに文字数の指定がある場合(例:30文字以上等)、下記のように入力するとランダムな30文字のパスフレーズが生成されます。

[root@localhost ~]#  mkpasswd -l 30
llbknzuzege+xbe5qAaxlo1fqzvcWa

主なオプション

  • -l 生成するパスフレーズの文字数指定
  • -d パスフレーズ中に含まれる数字の最低文字数を指定
  • -c パスフレーズ中に含まれる小文字の最低文字数を指定
  • -C パスフレーズ中に含まれる大文字の最低文字数を指定
  • -s パスワード中に含まれる特殊文字の最低文字数を指定
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