降り続いた雨もようやくやみ。久しぶりに太陽を拝むことができました。
先日、twitterでレーション(戦闘糧食)の話で盛り上がりまして、「それなら陸上自衛隊広報センターの売店で売っているよ」と教えていただいたので行ってみることにしました。
和光市駅から国道沿いに歩き、目的地である「陸上自衛隊広報センター」に到着しました。
館内に入りまずは2階へ移動。最初に自衛隊の歴史パネルを見学。警察予備隊から保安隊へ、そして自衛隊になってからの活動内容が書かれていました。 2階から1階へ移動する途中、AH-1S(コブラ)が目に入りました。
空挺隊が使用する落下傘。 落下傘部隊といえば旧帝国海軍の落下傘部隊「空の神兵」を思い出しました。
AH-1S、通称コブラ。 複座の攻撃型ヘリコプターで、機首下に20㎜機関砲、胴体中央部のスタブウイングにはTOW対戦車ロケットと70ミリ空対地ロケット弾を装備しています。 初めて実物を見ましたけどかなりスリムな機体ですね。前席に射撃手、後席に操縦士が搭乗するそうです。
AH-1Sのフライトシミュレーターがあったので乗ってみました。スクリーンに実写が投影され、その動きに対応して乗り物が動きます。バルカン砲の発射やTOW対戦車ミサイル発射の衝撃も再現されていました。
ちょうどフライトシミュレーターを体験した直後に3Dシアターで「レンジャー訓練」の放映をするとのことだったので見てみることにしました。内容は、過酷な状態の中で行われるレンジャー訓練に関するものでした。
戦闘糧食のコーナーがあって一通り並べられていました。 こう見ると結構種類があるんですね。
毎回同じようなメニューだとさすがに空きますからね。短時間でささっと食べれるように工夫されているのだと思います。
昔、知り合いに自衛官がいまして、ご飯のパックをもらったことがありましたね。お湯でゆでてから食べたような記憶があります。
背のうや防弾チョッキ、空挺傘が展示してありました。 防弾チョッキだけで4kgあります。重いです。これに背のう背負って歩くとか無理ですね・・・。
手前の日の丸のワッペンが入っているのも防弾チョッキ。これは12kgもあります。他にはヘルメットやブーツも展示してありました。
戦闘装着セット。 戦闘時の一般的な服装。
戦闘用防護衣。 地下鉄サリン事件の時に隊員が装着したとのこと
空挺服装。空挺隊員の降下時の服装。かなりの重装備ですね。
- 89式 5.56mm小銃
- 5.56mm機関銃
- 74式 車載7.62mm機関銃
迷彩服の試着ができたので、迷彩服を借りて鉄帽かぶって撮ってみました。
偵察用バイク。 ベースはホンダXLR250R。輸送ヘリから降ろされ偵察任務に就くとのこと。
90式戦車。 間近で見ると大きいですね。価格は1輌あたり約8億円。wikiで調べたところ、この車両は試作車のうちの1輌のようです。
インフォメーションのお姉さんにお願いして90式戦車と写真を撮ってもらいました。
外には陸上自衛隊の車輛が展示した合ったのですが、それは次のエントリーで紹介しようと思います。
富士総合火力演習のチラシがありました。 今年初めて応募してみましたけど当選しますかねぇ・・・。かなりの競争率らしいので望み薄ですけど・・・。
陸上自衛隊広報センターには売店があって、迷彩柄のグッツやお菓子などが売っていましたが、私は迷わず戦闘糧食を購入して帰りました。
今回の戦利品
- 防衛糧食陸型Ⅰ(カレーライス)
- 防衛糧食陸型Ⅱ(牛丼)
- ミリメシ(すき焼きハンバーグ)
防衛糧食は3年間保存が効くとのことですが、試食レビューは近いうちにやろうと思っています。
普段は海上自衛隊のイベントに行くことが多いのですが、たまには別の自衛隊の施設やイベントへ参加して見識を広めるもいいなと思いました。