咸臨丸フェスティバルへ行ってきました(浦賀船渠見学)

明治時代に造られたレンガドックの見学へ行ってきました。

咸臨丸フェスティバルへ行ってきました(浦賀船渠見学)

浦賀船渠が見学できるということで、咸臨丸フェスティバルに行ってきました。
開門5分前に住友重機械工業浦賀工場へ到着、開門までしばし待ちました。

入場後、あたりをうろついていると、工場近辺の無料観光ガイドツアーを募集していたので、さっそく応募用紙に必要事項を記入してツアーの開始を待ちました。

女性ガイドの案内でツアーが開始したのですが、ご一緒した老紳士が現役を引退するまで海上自衛隊の卸業者で仕事をしていたらしく、中のことについていろいろ教えてくれました。途中からガイドツアーよりもむしろその老紳士から話を聞くのに夢中になっていましたね。約1時間30分のガイドツアーが終わり、今度はレンガドック(第1号ドック)見学に参加すべく集合場所に並びました。私が一番だったようで、「1」の札を手渡されました。

ガイドの案内に従いつつ写真を撮りまくりました。ドックを挟んで左右に大小のクレーンがあって、右側の大きなクレーンは老朽化で危険だったんでしょう、クレーン部が切断され地上に置かれていました。クレーン支柱のプレートにうっすら「石川島」と書かれているのが見て取れました。また、左の小さなクレーンの支柱のプレートには「浦賀船渠 昭和20年」と書かれていました。終戦間際に作られたみたいですね。

今回はドックの下まで行くことは出来なかったのですが、それでも中間地点までは行ってみることが出来たのでそれはそれでよかったと思います。
明治時代から使われてきたドックですが何回か改装していているとのこと、ドック以外に海水を注排水するためのポンプ室等を見学することが出来ました。
ただ、残念というか大人の都合と言うか、第1号ドックのブログへのアップがNGとのことで、大量に撮影したドックの写真ですがアップすることが出来ません。
過去に撮影した写真が商用に使われ所有者である住友重工からクレームがあったそうです。ちょっと調べてみましたが、第1号ドックの保存について地元でいろいろと議論されているようですね。せっかくの産業遺産なのでブログ等で積極的に情報発信してもらえばいいのにと個人的には思いますが、こればかり仕方ないですね。

ここは駆逐艦の製造で有名で「西の藤永田、東の浦賀」と呼ばれていたようです。ごむをじさんがハマってる艦これでいえば、軽巡洋艦「五十鈴」「阿武隈」、駆逐艦「時雨」「五月雨」「涼風」「不知火」「時津風」「浜風」「秋雲」「子日」「初霜」「深雪」「磯波」「潮」「雷」「弥生」「望月」「霞」「高波」「清霜」等がここで竣工しています。あ、そういえばごむをじさん「子日」提督を見かけましたw。秋にもここでお祭りがあってドック見学が出来るみたいなので、自分のひいきの艦娘が浦賀船渠で竣工している提督は、彼女たちの生まれ故郷を訪れてみるのもいいのではないでしょうか。

2015-05-23-001.jpgスタンプラリーで浦賀のわかめをもらいました。せっかくもらったわかめですが用途に困っています。いまのところ、インスタントみそ汁に刻んで使うくらいしか思いつきませんw。