かつて回天訓練基地のあった大津島へ行ってきました-回天記念館-

回天訓練基地跡から来た道を戻り回天記念館へやってまいりました。

回天記念館記念館へ続く道沿いに回天烈士の名が刻まれた石碑があります。

93式酸素魚雷

93式酸素魚雷は動作中の排気がほぼ二酸化炭素で、排気の気泡による航跡を消し去ることから発見が困難な魚雷でしたが、技術的問題も抱えており調整が難しかったようですね。
先に見学した回天訓練基地は元々この93式酸素魚雷の発射テストをする施設でした。

93式酸素魚雷の部品93式酸素魚雷の発動機。

93式酸素魚雷の部品93式酸素魚雷のスクリュー部。

回天

回天の原寸大の模型が展示してありました。回天は潜水艦の甲板に固定されており、攻撃目標の近くで隊員が乗り込んだ後に切り離され、その後は目標めがけて突入します。
しかし、確実に当てるためにはかなりの練度が必要だったようです。

回天の原寸大の模型93式3型魚雷が艦船用の大型魚雷とはいえ、直進しかしない魚雷を人が乗ってコントロールすれば当たるだろうっていう発想がね・・・追い詰められていたとはいえ・・・。人間を大事にしないという部分については現在まで脈々と受け継がれているような気がしてなりません・・・。

回天記念館横の慰霊碑にお参りしました記念館のすぐそばに慰霊碑があったのでお供物を上げて英霊へ祈りをささげました。本当はお経をあげれるといいのでしょうけど・・・。

外の展示物を観た後、資料館を見学しました。ぼく自身、横須賀や呉への取材を通じて大東亜戦争の資料に触れる機会が増えました。その都度、戦争の悲惨さはもちろんですが、この国の"人に犠牲を強いそれに従わせる雰囲気"というのはまったく変わっていないんだなと痛感しています。誰かが犠牲にならなければ成り立たない社会が本当に平和なのか・・・。色々と思うところがあります。

陸奥の三番砲塔内にあった薬莢で作られた鐘この鐘は陸奥をサルベージした際、三番砲塔内にあった薬莢でつくったそうです。鐘には回天搭乗員の遺書の一文が刻まれています。

海が静かであらんことを・・・。そしてこの国の人々が寛容になることをせつに願います。

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