友人と食事をすることになり、その前に赤レンガ付近を散策していたのですが「工作船展示館」という建物をみつけ気になったので入ってみました。

工作船と聞いてこんな感じの船を想像していたのですが、 そんなわけもなくこっちの方の船でした。当時ひっきりなしにニュースでやってましたね。漁船に偽装した彼の国の特殊工作船です。こんなところに保存されていたのですね。

各種自動小銃これで巡視船と銃撃戦を行ったのでしょうか。

携行式の地対空ミサイルや無反動砲を積んでいてたみたいですね。そういえば巡視船がロケット弾を撃たれたっていうのはなんとなく覚えています。

引き上げた際に見つかった遺留品も展示してありました。

さすがというかなんというか、「自爆スイッチ」が取り付けられていたようです。最後は自爆して轟沈したとのことなので、このボタンを押したのでしょう...。

MZは宮崎を意味するらしく、宮崎県所属の漁船に偽装していたようです。

船のスクリュー。

船の後部。ここは観音開きになっていて、ここには小型艇が積んであったとのこと。

これが積んであったみたい。

小型艇も高出力のモーターを３基搭載。

ゴムボートや潜入用？の水中スクーターも積んであって、これはもうスパイする気満々ですね...。

2連装14.5mm対空機関銃

弾痕が生々しいです。奥に見えるのがさっきの小型艇です。

2連装14.5mm対空機関銃の移動用レール。

船尾あたりから船首を見てみる。

操舵室跡。

船首には無反動砲の固定台がありました。

船自体の防御力はほとんどなかったようで、巡視船が放った銃弾は貫通していました。こっちから入って...。

見事に抜けてました...。

見学は無料で、案内のおじさんに一言声をかければ撮影もOKのようなので、気になる人は行ってみてはいかがでしょうか？